2020年6月26日 12:00
「運動前のストレッチはNG」って本当?今さら聞けない「ストレッチに関する3つの疑問」にお答えします!
質問1:ストレッチを行うことで、どんな効果が得られますか?
ストレッチを行うことで、「柔軟性アップ」の他に、「疲労回復促進」、「パフォーマンスアップ」という3つの効果が得られると言われています。
効果1:柔軟性アップ
ストレッチで筋肉を程よく伸ばすことで、柔軟性をアップさせることができます。
静止した状態で筋肉を伸ばす「静的ストレッチ」で筋肉を20~30秒間伸ばし続けることで、腱の中に存在する「腱紡錘」というセンサーが優位に働き、筋肉の緊張を緩めて柔軟性を高めることができると言われています。
ストレッチにはもう一つ、動きを伴う「動的ストレッチ」があります。これは関節を回したり、曲げ伸ばしたりするストレッチです。
筋肉には「一方の筋肉が収縮していると、もう一方の筋肉は弛緩する」という性質がありますが、この性質を用いて関節可動域を広げるストレッチが動的ストレッチです。具体的には、高めたい動きの方向へ筋肉の収縮動作を繰り返すことでその反対側の筋肉は緩んだ状態となり、柔軟性を高めることができます。
出典:byBirth
効果2:疲労回復促進
ストレッチをすることで柔軟性がアップすると、血液とリンパの流れが促進されるため、疲労回復促進効果も期待できます。