不溶性食物繊維
不溶性食物繊維には主に「セルロース」「ヘミセルロース」「リグニン」「キチン」などの種類があります。
それぞれの種類に含まれる食品として、以下のものが挙げられます。
- セルロース:野菜類
- ヘミセルロース:ライ麦粉やオートミールなどといった穀類や大豆類
- リグニン:ココアや大豆類
- キチン:甲殻類の殻やキノコ類
不溶性食物繊維は、水分を吸収して大きく膨らみ、腸の蠕動運動を活発にすることで便通を促す効果があります。
水溶性食物繊維
一方、水溶性食物繊維には、「ペクチン」「アルギン酸」「グルコマンナン」などといった種類があり、それぞれに含まれる食品として以下のものが挙げられます。
- ペクチン:バナナなどの熟した果物や野菜類
- アルギン酸:ワカメやコンブなどといった海藻類
- グルコマンナン:コンニャク類
水溶性食物繊維は、小腸での吸収速度が緩やかなので、血糖値の急激な上昇を抑えることができます。
そのため血糖下降ホルモンで脂肪合成促進作用もある「インスリン」の分泌を抑制させることができ、「太りにくいカラダ」にすることができると言えます。
出典:byBirth食物繊維の一日の目標摂取量
それではこういった食物繊維を一日にどれだけ摂ればよいのでしょうか。