子育て情報『自閉症の治療法は?治療の具体的な方法、療育方法・子どもへの接し方のポイントを伝授します!』

2016年10月21日 16:30

自閉症の治療法は?治療の具体的な方法、療育方法・子どもへの接し方のポイントを伝授します!

しかし療育や環境調整を通して接し方や伝え方を工夫することで、発達を促進したり、日常生活における本人の困りごとを解消したりすることができます。

自閉症のある子がのびのび生活するためには、周囲の理解と協力が必要不可欠です。パパ・ママはまず本人の性格や特性をよく理解し、周囲にも根気よく説明して過ごしやすい環境を整えてあげましょう。

幼稚園や保育園、小学校に通うようになると、コミュニケーションの困難から、自分の思いをうまく伝えられなかったり、周りから孤立してしまったりすることも考えられます。上手にコミュニケーションをはかるためにも、日頃から自分の思いをどう伝えたらよいかを教えていきましょう。

また、こだわりとの付き合い方やパニックになったらどう対処したらよいかなど、落ち着いて生活する方法を一緒に考えましょう。

興味や関心の高い分野を伸ばすなど、特性や強みを生かして本人の自己肯定感を高めることも重要です。


自閉症の治療の判断基準は?いつから始めるべきなの?

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11030032718

自閉症の子どもは早ければ1歳頃から症状が出始めます。
3歳頃になると「周りの子ども達と比べると話すのが遅い」「目を合わさない」などの症状がより目立ってきます。

自閉症の症状は大きくわけて
・社会性と対人関係の障害
・コミュニケーションや言葉の発達の遅れ
・行動や興味の偏り
の3つがあり、それぞれの症状が3歳ぐらいまでに現れると定義されています。

乳幼児健診などの時に気づかれることもありますが、見過ごされてしまうこともあります。ほかの子と比べて何か違いを感じたり気がかりなことがあれば、親が勝手に判断するのではなく、まず身近な相談できる専門機関や、かかり付けの医師に相談してみましょう。専門の医療機関を紹介してくれるかもしれません。

できるだけ早期に症状に気づくことで支援につながり、適切な対応をすることで子どもの状態が大きく変わることがわかってきています。

療育などの専門機関に通い始めるのは早いほうがよいと言われています。本人や家族がなんらかの困りごとに直面している場合、できるだけ早いうちからその子に合った療育や環境調整を行うことが望ましいでしょう。


自閉症の方は、自分が好きなことに集中することが得意です。

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