子育て情報『自閉症の治療法は?治療の具体的な方法、療育方法・子どもへの接し方のポイントを伝授します!』

2016年10月21日 16:30

自閉症の治療法は?治療の具体的な方法、療育方法・子どもへの接し方のポイントを伝授します!

小さいうちから療育に通うことで、精神的・身体的機能に対してある程度の効果が表れるようです。

英国自閉症協会は自閉症の治療・教育の理念としてSPELL(スペル)という枠組みを示しています。

■SPELLのフレームワーク

Structure(構造化): 自閉症の人たちに周囲の環境の意味をわかりやすく整理し伝える。時間や空間、意図の視覚化をする
Positive(肯定): 子どもを肯定しほめる(自己肯定感を高める)
Empathy(共感): 自閉症の特性を深く理解し、共感する
Low arousal(低刺激): おだやかな刺激や環境にする(過激な刺激や興奮を避ける)
Links(連携): 地域と連携し協力する

自閉症の療育方法は色々ありますが、上記のような原則にのっとり進められることが多いです。

http://www.autism.org.uk/about/strategies/spell.aspx
SPELL|The National Autistic Society(英国自閉症協会)

適切な治療やサポートを受けられない場合、自閉症の主症状とは異なる合併症状や状態を引き起こしてしまうことがあります。このような症状や状態を、一般的には「二次障害」と言うこともあります。

注意すべき合併症・二次障害には以下のようなものがあります。
・うつ病
・不安障害
・睡眠障害
・不登校やひきこもり
・アルコールなどの依存症
など

自閉症の二次障害で多いのが「不安障害」とうつ病などの「気分障害」です。
不安障害とは生活の中で、常に高い不安を感じ社会生活に支障をきたす状態をいいます。自閉症の方は、感覚過敏や環境の少しの変化にも対応するのが難しく、不安を感じパニックになってしまうことがあります。また、強い失敗経験や自己肯定感の低下から、うつ病などを発症してしまうこともあります。

二次障害が起こらないように生活環境を整えることは、自閉症の重要な対応法です。周りの人が本人を気にかけ、困っているときはすぐにサポートを受けられるような環境づくりをして、少しでも本人が過ごしやすいようにしましょう。


接し方で大きく変わる!自閉症の子どもへの接し方のポイント

自閉症の治療法は?治療の具体的な方法、療育方法・子どもへの接し方のポイントを伝授します!の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11030011584

自閉症の子どもに接するときに以下のポイントに気をつけましょう。

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