子育て情報『夜驚症・睡眠時驚愕症とは?特徴、原因、対応方法、治療法についてまとめました』

2017年2月16日 22:18

夜驚症・睡眠時驚愕症とは?特徴、原因、対応方法、治療法についてまとめました

では、夜驚症になる確率が10倍高いと言われています。

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出典:日本精神神経学会/監修『DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル』(2014,医学書院/刊)


夜驚症と夜泣きの違いって?

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夜に子どもが泣く、と聞くと子育て中のパパ・ママは「夜泣き?」と思うことが多いと思います。子どもを寝かせたのにまた泣き出してしまう、という共通点がある夜驚症と夜泣きはどの点で異なってくるのでしょうか。

夜泣きとは、「お腹がすいた、おむつが濡れた、暑い、寒い」などといった生理的な理由と関係なく泣き続けることです。夜泣きは生後3、4ヶ月ごろから1歳、2歳までの子どもに多く見られます。この時期の子どもは睡眠サイクルが不安定であるため、睡眠が浅くなりやすい傾向にあります。そして眠りから覚醒しやすいことに加え、この時期の子どもは覚醒した時に感じた不安や興奮をうまくコントロールすることもまだ難しい段階にあります。そのため、夜目覚めたときに泣いてしまい、夜泣きが起こるのです。
夜泣きはパパやママの抱っこやスキンシップでだんだんと落ち着き、また眠りにつくことが多くあります。

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参考:生駒医院‐夜泣き‐

一方夜驚症は、ただ泣くのではなく突然泣き叫んだり、恐怖に満ちた顔で泣き続けたりすることが特徴です。

夜泣きが発生する時期が新生児期~乳児期であるのに対し、夜驚症は3歳から7歳といった、幼児期から学童期に多く発症します。また、「夜驚症の原因とは?」でご紹介したように、夜驚症から起こるパニック状態は脳の一部分だけの覚醒により起こっています。そのため、周りが落ち着かせようとしても効果がなく、本人はパニックを起こしたことを覚えていないという点が大きな特徴です。


夜驚症と悪夢障害の違いとは?

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夜驚症は睡眠障害の一つ、とはじめに説明しましたが、専門的な治療を必要とせず、辛抱強く見守るというケースがほとんどです。

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