2017年3月23日 11:00
発達障害児の受け入れに特化した通信制サポート校、大阪に誕生!その魅力的なシステムとは
特別なニーズにもこたえる、通信制サポート校「しんあい高等学院」って?
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11017014782
今春から大阪府大阪市に設立される通信制サポート校「しんあい高等学院」。日本でもまだ珍しい発達障害のある子どもたちの受け入れに特化した通信制サポート校です。
これまでの通信制サポート校と、一体どのような違いがあるのでしょうか。
http://www.shinai-snec.jp/
しんあい高等学院/明蓬館SNEC 大阪・玉造
入学試験には作文と心理検査結果の提出、そして子どもと保護者それぞれの面談があります。
事前に障害特性・認知特性・学習特性などを見極めたもとで授業カリキュラムを作成していきます。
入学前から生徒ひとり一人のニーズを見極め、万全な受け入れ態勢を作っています。
もし心理検査を受けたことがない場合は、見学や入学相談とあわせて専門職員による検査を受けることも可能です。
SNEC(スペシャルニーズ・エデュケーションセンター)とは、特別支援教育のための通信制サポートシステムです。
このシステムは、「自閉症の僕が飛び跳ねる理由」で有名な東田直樹さんや、学習障害の理解を広げる活動を行っている講演家の南雲明彦さんなど社会で活躍している人たちを輩出した、福岡県にある明蓬館高等学校の日野校長によって発案されました。
専門職員による面談・心理検査を通じ、入学前の検査結果をもとに個別のニーズにあわせて支援・指導計画を作成し、学習面を中心に身辺自立や人とのかかわり方、就労観など将来を見据えた訓練を含めてサポートをしていきます。
また、進級にともなう試験も点数評価だけでなく各自にあわせた提出課題をつくることで着実に学習の定着をおこなっていけるようにしているのも特徴です。
学習環境に関しても、通信制なので年1回(4日間)のスクーリング以外はサポート校への通学と自宅学習を自由に選ぶことができます。ひとクラスで一斉授業を行うのではなく、本人の望む環境で課題に集中することができる点は魅力的です。
ただ高校に通うのではなく、それぞれの個性を生かせるような教育を目指しているのです。https://naoki-higashida.jp/
東田直樹オフィシャルウェブサイト
http://nagumo-akihiko.com/
南雲明彦オフィシャルウェブサイト
そして何より注目したいのは、高校には臨床心理士・社会福祉士・特別支援の知識を持つ専門スタッフが常駐している点。