2022年4月23日 17:10
金メダリスト・ 堀米雄斗「返事の仕方がウケたのかも」アメリカでも愛される理由
スポーツで世界をつなぐ、プロスケートボーダー。堀米雄斗選手に、スケボーの魅力や「いま一番叶えたい夢」をお聞きしました。
よくわからない自信が、僕の原動力かもしれない。
渡米して約2年、大会で好成績を重ね、念願のプロに。その間、スランプがなかったわけではない。原動力を問うと、シンプルかつ、天才スケーターと称される所以ともいえそうな答えが返ってきた。
「夢を叶えたいという強い気持ちと、よくわからない変な自信があって。アメリカでも絶対いけるような感覚があったんですよね。
大会で緊張はするけれど、全部の技ができれば(トップに)いけると思って臨んでいました。その自信の根拠はないんですけど(笑)」
――小5でスケーターの父を超えた自覚があった、と。その頃から既に手応えを感じていたのでは?
「父は教え方がハードで、正直なところ、父とスケボーをするのはあまり好きじゃなかったんです。だから自信を得たという感触ではなくて、父よりうまくなって早く離れたい一心でした。でも、スケボーを始めたきっかけは父がやっていたからですし、友人の前で新しい技を見せて驚かせることができたのも父の指導のおかげなので、もちろんとても感謝しています」