2011年2月16日 19:41
オタク青年に宇宙人、ヴァンパイア… 今年のワーナー海外ドラマは多様な5作品
ホワイトハウスでも試写会が行われ、オバマ大統領も鑑賞したという。
「ヴァンパイア・ダイアリーズ」はタイトルにある通り“ヴァンパイア”もの。人間の少女と数百年を生きるヴァンパイア兄弟が繰り広げる三角関係が物語の核。原作の小説に大胆な脚色を加えており、今さんによると注目は「悪の魅力を備えた兄のヴァンパイア」とのこと。ロマンス要素たっぷりの青春ドラマとして若い層の支持を集められるかが今後のカギとなりそうだ。
最後に紹介された「V」は壮大なSF作品。1983年に4時間のミニシリーズとして放送され、全米で視聴率25%超を叩き出し、日本でもその続編と合わせて放送されてヒットを記録したドラマのリメイク。ある日、世界各地の主要都市の上空に巨大な宇宙船が襲来。
高度な科学技術を持った“彼ら”は人間と同じ外見を持ち、アナという名の女性を指導者としており、地球人との友好的なコンタクトを提案する。高度な医療技術が提供されるなど、一部の反対派を除いて歓迎ムードに包まれるが、その裏には恐るべき陰謀が…。シングルマザーのFBI捜査官やその息子、神父にアナへのインタビューを敢行するジャーナリスト、“V(ヴィジター=来訪者)