2017年3月12日 08:00
【インタビュー】中条あやみ×健太郎 カッコいい大人へ――勝負の20代前進あるのみ
――健太郎さんが演じた矢代は彩乃の前に現れ、告白しては、フラれるという…。そもそも、最初に見たとき、多くのファンが「え?これ健太郎?」と驚くかと…。
健太郎:見た目がオタクっぽい感じの役は初めての経験で、とにかく楽しかったです。見た目は気持ち悪いんだけど、やっていることは意外と男らしくて、ずっと一途に彩乃を想い、その気持ちを伝え続け…って、それも受け取りかたによっては気持ち悪いのかもしれないですが(苦笑)。難しかったけど、演じていて面白かったです。
――あのビジュアルはどういう経緯で?
健太郎:衣装合わせを2回しました。1回目に用意してもらった衣装では監督はじめスタッフの皆さんが納得いくものではなく何をしても監督が「ダメ!」「ダメ」って…(苦笑)。後日、仕切り直し2回目もズボンを上げたり、白ソックスを履いたり、メガネを何種類も変えたりして、ダサさの限りを試した最終形態が、あの衣装と“センター分け”です(笑)。
――物語はあくまでもチアダンス部の面々の成長がメインで、矢代の告白シーンはその間にピンポイントで登場する形でしたが、いかがでしたか?
中条:告白シーンは毎回、季節が違うんですけど、撮影は1日で全部、撮っちゃったんですよ。