2017年4月22日 13:00
ラファエロ、レンブラント…巨匠の名画がスクリーンに『エルミタージュ美術館 美を守る宮殿』本編映像
日本でも美術展が開催され、人気の高い美術館の1つであるロシアのエルミタージュ。世界遺産にも登録され、世界一といわれる所蔵品の数々に迫ったドキュメンタリー『エルミタージュ美術館 美を守る宮殿』から貴重な本編映像の一部が解禁となった。
フランスのルーヴル(1793年設立)、米国のメトロポリタン(1870年設立)と並び、世界三大美術館といわれるロシアのエルミタージュ。なかでも、1764年創立のエルミタージュ美術館は最も歴史が古く、当時の日本は江戸時代、第10代将軍・徳川家治のころ。絵画、彫像、宝飾品、陶磁器、武具など膨大な所蔵品は世界一といわれ、300万点の至宝に、2,000の部屋、ほかのどの美術館よりも多い学芸員を有し、年間366万人以上(2015年)の入場者が訪れる世界最大級の美術館だ。
そのエルミタージュ美術館に迫った貴重なドキュメンタリーとなる本作。今回解禁された本編映像は、そんなエルミタージュの至宝の一部を垣間見ることができる。
最初に登場するのは、ルネサンスのイタリア人画家ティツィアーノ。
ミケランジェロが嫉妬し、ルーベンスやルノワールが憧れたといわれるティツィアーノの「エジプトへの逃避」