くらし情報『敏腕殺し屋の第2の人生は俳優!? ダークコメディドラマ「BARRY」2年連続エミー賞受賞狙い撃ちなるか』

2019年9月20日 17:30

敏腕殺し屋の第2の人生は俳優!? ダークコメディドラマ「BARRY」2年連続エミー賞受賞狙い撃ちなるか

全米を笑いの渦に巻き込み、コメディ俳優としての仕事を全うしながらも、その裏では強い不安を抱えていたビル。

「Indiewire」によると、共同クリエーターのアレック・バーグは「僕たちは、殺しに長けているが殺し屋業が嫌いというアイディアについて話し始めたんだ。つまり彼(バリー)は彼自身の才能の囚人で、それはビル自身の『サタデー・ナイト・ライブ』時代の経験でもある。ビルはコメディアンとして素晴らしいが、そこから楽しみを見出せなかったんだ」と語っている。苦悩の末、夢を叶えたビルは、職種は違えど、人生に苦悩するバリーそのものでもあるのだ。

コメディは面白おかしいだけじゃない”ポストコメディ”へ

そんなビル・ヘイダーの人生経験が大きく影響した「BARRY」は、コメディでありながら、面白おかしい演出で描くことを一切していない。シットコムでもないので拍手の音や笑い声が入ることもない。「Vulture」では近年のコメディ作品を”ポストコメディ”と呼び、その代表作の一つとして「BARRY」を挙げている。
既存のコメディ作品の形式をとりながら、ジョークがないコメディ作品を”ポストコメディ”としている。

「BARRY」

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