2020年10月26日 16:00
『燃ゆる女の肖像』女性たちの縮まる距離と“視線”を感じる 新場面写真一挙到着
昨年のカンヌ国際映画祭で脚本賞とクィアパルム賞をW受賞し、世界の映画人から絶賛を受けるフランス映画『燃ゆる女の肖像』。この度、女性画家と貴族の娘が徐々に距離を縮めていく様子と、彼女たちの視線を堪能する新場面写真10枚が一挙に到着した。
母が決めた望まぬ結婚を控える貴族の娘エロイーズ(アデル・エネル)と、その肖像画を描くことになった画家マリアンヌ(ノエミ・メルラン)。描き上げた肖像画を自らの手で消してしまったマリアンヌに対し、エロイーズがモデルになると申し出たことをきっかけに、ふたりは急速に接近していく。
解禁となった新場面写真では、ひとりになることを好むエロイーズから離れた岩陰で、マリアンヌがこっそり彼女のことを描き留めようとするマリアンヌや、マリアンヌが大好きな曲であるヴィヴァルディ協奏曲第2番ト短調 RV 315「夏」をつたないピアノ演奏でエロイーズに聴かせてあげるシーンをとらえる。
眠ってしまったエロイーズの寝顔をこっそり描き始めるマリアンヌの姿など、ふたりが徐々に距離を縮めていく様子を写し出す。
また、マリアンヌの前を進んでいたエロイーズが振り向き初めてマリアンヌを見る重要シーン、泳げもしないのに海に入りたいとドレスを脱ぎ捨てひとりで海に向かうエロイーズの姿、暗闇の中で純白の衣装を着て佇むどこか幻想的なエロイーズも…。