2021年9月27日 14:00
この絵は本物か、それとも偽物か?暴かれるアート界の闇『ダ・ヴィンチは誰に微笑む』公開
史上最高額510億円で落札されたレオナルド・ダ・ヴィンチによる「男性版モナ・リザ」といわれる名画(!?)を巡るミステリー・ノンフィクションムービー『The Savior For Sale』(原題)が、邦題『ダ・ヴィンチは誰に微笑む』として日本公開決定。予告映像、ポスターが解禁された。
レオナルド・ダ・ヴィンチには“消えた絵”があり、それには救世主が描かれているという一説があった。ある競売会社のカタログに掲載された絵を見て、もしかしたらと閃いた美術商が13万円で落札する。彼らはロンドンのナショナル・ギャラリーに接触、専門家の鑑定を得たギャラリーは、ダ・ヴィンチの作品として展示した。
2017年、ダ・ヴィンチの最後の傑作とされる「サルバトール・ムンディ」=通称「男性版モナ・リザ」とされる1枚の絵が、オークションで史上最高額となる510億円で落札された。“購入者は誰なのか、これによって本当にダ・ヴィンチ作品だと証明されたのか?”本作では、世界中の人々の関心を集め、いまなお謎が深まるばかりのこの名画にまつわる疑問を鋭く紐解き、知られざるアート界のからくり、闇の金銭取引の実態をまでも生々しく暴いていく。