くらし情報『KDDIが富士山で取り組む「環境」と「エリア」、2つの"保全"』

2015年7月29日 18:00

KDDIが富士山で取り組む「環境」と「エリア」、2つの"保全"

と"トランシーバーごっこ"を体験できた。

また、富士山はいわゆる"活火山"で、絶対に噴火しないとは限らないのが実情だ。そこでKDDIでは、火山における電波調査時などに、しっかり緊急地震速報や災害速報を受信できるかというテストを行っている。今回の登山でも専用のテスト端末で配信試験が行われており、実際に災害情報が通知される様子を見られることができた。最近の報道では、気象庁が24時間態勢で監視している全国47火山で噴火した場合に情報を即時提供する「噴火速報」という情報提供の仕組みが、緊急地震速報の運用システムを活用して提供されるとのこと。昨年大きな被害を出した御嶽山の二の舞いにならないようにという政府や携帯キャリアの取り組みが今後に活きることを期待したい。

○地道なエリア対策作業

昨年は電波対策を大きく取り上げたが、今年は正直それほどインパクトはない。というのも、昨年は各キャリアがこぞってLTE化を推し進めたものの、今年は当然のLTE対応で、下り最大150Mbpsから225Mbpsに更に高速化したといっても、普通の人からすれば「ふーん、で?」といったものだろう。
もちろん、一部のスピード狂の人たちからすれば「富士山周りには人が少なく、バックホール回線が空いている。

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