2016年1月13日 16:00
出産未経験の20代女性も注意! 「膣のゆるみ」の原因と治療法を専門医に聞く
○クリニックで行う治療法
では、膣のゆるみはどうしたら改善できるのだろうか。専門のクリニックなどではいくつかの治療法を取り入れており、カウンセリングを行ったうえで、出産予定の有無や年齢などに応じて最適な治療法を選択できる。
■膣縮小術
ゆるんだり断裂したりした膣まわりの筋肉を修復する約1.5時間の施術で、もっとも効果が高いという。約2カ月のダウンタイム(回復期間)が必要であり、その後は通常どおり性交渉も可能。ただし、膣が狭くなると出産が難しくなるので、出産予定のない人に適している。30代以上に人気。
費用: 約50万円
■ビビーブ(高周波治療)
麻酔やメスを使わず、高周波により膣壁のコラーゲンを増やし、若わかしい膣を再生する治療法。痛みや出血を伴わない30分程の治療でダウンタイムもないため、若い世代から40代に人気が高い。
ただし効果は一時的なので、一年に一度の定期的な治療が必要。
費用: 約25万円
■ペルビックトレーナー(磁気治療)
ゆるんでしまった骨盤底筋群を筋肉トレーニング装置で刺激し、鍛える方法。服を着たまま椅子に座って行い、痛みもない。1回の治療時間は約20分。1~2週間に一度の通院を継続することが望ましく、3~5回で効果を感じる人が多いという。