くらし情報『真田広之、海外進出約20年…初プロデュースに感慨 自身の使命も再確認「日本の物語や才能を世界に」』

2024年2月24日 10:10

真田広之、海外進出約20年…初プロデュースに感慨 自身の使命も再確認「日本の物語や才能を世界に」

そして、時代劇が減っている現状への危機感も吐露。

「日本でも大予算で時代劇が作りづらくなっていて、若い世代を取り入れるために、現代っぽくアレンジしたり、西洋っぽくアレンジしたりということがありますが、時代劇通の方が時代劇離れをし始めるというのが恐れるところなので、今回は往年の自分たちが見てきた、そして教わってきた、あるべき姿に立ち返りたい、そして時代劇通の方にこそ楽しんでもらえるものを作りたい。そこを目指して自分たちのベストを尽くしたつもりです」

時代劇通の人たちに楽しんでもらうためにこだわったのが「王道」であり、そうすることで逆に幅広い世代に楽しんでもらえるものになると考えている。

「王道に立ち返ることでわかりやすくなり、世代を超えて、そして世界中の人たちに共鳴してもらえるものになると思うので、日本だけで通用する作り方は一切排除し、ウエスタナイズされることも排除し、原点に立ち返ろうという思いで作りました」

続けて、「今は王道でモノが作りにくい時代になっていますが、王道を大切にしたこの作品を提示することによって、若い映画人や作家たちが触発されてくれたらいいなと。時代劇の火が消える前に、何か感じ取ってくれたらうれしいです」

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