くらし情報『悪質イジメは『生徒指導の範囲内』ではない 文科省の通知に「素晴らしい」「一歩進んだ」の声』

2023年2月8日 12:45

悪質イジメは『生徒指導の範囲内』ではない 文科省の通知に「素晴らしい」「一歩進んだ」の声

※写真はイメージ

学校でのいじめによって、追い詰められ、命を絶ってしまう悲しいニュースは後を絶ちません。

2023年2月7日、文部科学省(以下、文科省)は、学校現場で重大ないじめが発生した場合、警察への速やかな相談・通報の徹底を求める通知を、全国の教育委員会や自治体、学校に向けて出しました。

文科省によると、これまで、犯罪行為として取り扱われるいじめの事案があっても『生徒指導の範囲内』ととらえて学校で対応し、警察への相談・通報をためらっているとの指摘もされてきたとし、こうした考え方を改めなければならないといいます。

今回の通知では、「児童生徒の命や安全を守ることを最優先に、犯罪行為として取り扱われるべきいじめなどは、直ちに警察に相談・通報を行い、適切な援助を求めなければならない。また、保護者等に対して、あらかじめ周知しておくことも必要」(略)と記載があり、いじめへの対応について、踏み込んだ内容になっていました。

警察に相談・通報すべきいじめとは?

警察に相談や通報すべき、『犯罪行為にあたる、いじめ』とはどのようなものなのでしょうか。

通知の添付資料に記載された、参考例の一部を紹介します。

■学校で起こり得る事案の例と、該当し得る犯罪

・ゲームや悪ふざけと称し、繰り返し同級生を殴ったり、蹴ったりする。

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