2024年3月7日 10:00
捨てがちな大根の葉 農園に聞いた『おいしい食べ方』とは?
大根は日本人に古くから愛されてきた野菜です。江戸時代には、『江戸の三白』といって、米・豆腐とともによく食べられていました。
日本を代表する野菜の1つでもありますが、大根というと白い根のところばかりをイメージしませんか。しかし、大根の葉の部分も栄養価が高く、おいしいのです。
そこで、茨城県鉾田市にある『あったか野菜農園』に、大根の葉のおいしい食べ方について取材しました。
『あったか野菜農園』の四代目園主・藤井雅俊さん
大根の葉はおいしい!
『あったか野菜農園』によると、大根の葉にはこのような特徴があるそうです。
大根の葉は栄養価が高い部位ですが、アク、つまり、えぐみが強く、食べにくいというお話をよくうかがいます。大根のアクはシュウ酸という成分です。
新鮮なほど葉に細かいとげがあり、えぐみも強いのですが、事前にひと手間加えると食べやすくなります。
『あったか野菜農園』がおすすめするひと手間は、以下の通りです。
1.塩でゆでる:沸騰したお湯に塩を入れ、大根の葉をゆでます。ゆでたら最後に冷水にさらすとアク抜きができます。
1~2ℓくらいのお湯なら小さじ1杯くらいの塩で、5分ほどゆでるのが目安です。