2024年5月8日 11:00
さけるチーズ、なんできれいに裂けるの? 雪印の回答に「ビックリした!」
栄養価も高く、老若男女を問わず人気の食材であるチーズ。
チーズが日本で一般的になったのは明治時代以降ですが、日本でもさまざまな工夫を凝らしたチーズが生み出されてきました。
中でも、雪印メグミルク株式会社(以下、雪印メグミルク)の『さけるチーズ』は、形状がほかとは違うユニークな製品。円柱状をしており、縦に裂いて食べるという大変珍しいチーズです。
この『さけるチーズ』はどのようにして誕生したのでしょうか。
研究中に偶然できた!『さけるチーズ』
雪印メグミルクによると、裂けるタイプのチーズが誕生したのは1980年。当時の製品名は『ストリングチーズ』だといいます。
開発の経緯をうかがったところ、意外な誕生秘話を聞くことができました。
山梨県北杜市小淵沢町にある研究所で行っていた、チーズ研究の延長で誕生しました。
研究開発中にチーズをお湯でこねたり伸ばしたりしたところ、線状に裂けるチーズが偶然完成し、意外性と楽しさが好評だったため製品化となりました。
『さけるチーズ』は狙って開発したわけではなく、偶然にできた製品だったとは驚きますね。
続けて、「なぜ一方向にきれいに裂くことができるのか」