くらし情報『八千草薫さん急いだ遺言書…愛犬と愛猫の行く末心配していた』

2019年11月7日 11:00

八千草薫さん急いだ遺言書…愛犬と愛猫の行く末心配していた

今年4月“いつも遊びにくる猫”と道端で語らう八千草さん。

今年4月“いつも遊びにくる猫”と道端で語らう八千草さん。



“永遠のマドンナ”として多くの人々に愛され、憧れられた女優・八千草薫さんがすい臓がんで逝去した。享年88。昨年1月にすい臓がんの全摘手術を受けたが、今年に入って肝臓への転移が判明し、療養を余儀なくされた八千草さん。逝去したのは10月24日。しかし前日の23日にも病室で、今後の仕事について語っていたのだ。40年間にわたりマネージャーを務めた原田純一さんは言う。


「10月2日ごろから入院していて、私も毎日病院に通っていました。闘病には体力も必要ですし、(病院からは)なんでも食べてくださいと言われていたのです。23日には家政婦さんがとれたてのマツタケで作ったマツタケごはんを病室に持っていきますと、『おいしいから、あなたも少し食べなさい』と言ってくれました。もちろん食べ物以外にも、いろいろな話をしました。おもには仕事の話ですね。映画など、いくつかオファーがあり、それをどうしようか、とか。彼女自身は今後どんな仕事をしたいのか、とか。最後まで彼女は仕事に戻る気でいたと思います。
ただ“無理をして、ほかの人たちに迷惑をかけたくない”という考えもあったようです」

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