くらし情報『『アストロノオト』監督インタビュー。「みんなで話のできるアニメをつくりたかった」』

2024年4月19日 12:00

『アストロノオト』監督インタビュー。「みんなで話のできるアニメをつくりたかった」

企画の一時凍結と再開が、結果として現在、私たちが楽しんでいる『アストロノオト』を生み出すことになった。

高松最初の企画の時のお題は“ロボットもの”だったんです。ですから、ロボット+ラブコメで企画を立てて、窪之内さんにデザインもお願いして企画書をつくったんですが、企画がリスタートする際には“ロボットものじゃない”って言われたんですよ(笑)。その結果、SFラブコメという設定と、窪之内さんが描いた膨大な量のイラストが手元に残った。

窪之内さんは今ではいろんなアニメーションのデザインもされていますけど、この作品が初のアニメーションの仕事で、ものすごい熱量と物量で描かれたデザインでした。私としてもこの企画が一度閉じた時に後ろ髪がひかれる部分があるとすれば、窪之内さんに描いていただいたデザインが本当に素晴らしかったこと。

だから、リスタートする際には“このデザインから企画を考えよう”ということになったんです。最初は企画に対してデザインしていただいたんですけど、今度は“デザインありき”で企画が進んでいったんです。


『アストロノオト』監督インタビュー。「みんなで話のできるアニメをつくりたかった」


その結果、ロボット中心の物語から、東京にある木造アパートで暮らす人々の物語に設定がシフトした。

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