くらし情報『安齊重男がとらえた70年代の美術動向を関連資料とともに展観『国立新美術館所蔵資料に見る1970年代の美術』開催』

2022年10月5日 12:00

安齊重男がとらえた70年代の美術動向を関連資料とともに展観『国立新美術館所蔵資料に見る1970年代の美術』開催

、各個人がそれぞれの場所で記録したデータを青焼きやゼロックスなどでコピーして郵送する一連の行為を不可視的美術館と想定した「精神生理学研究所」など、印刷物など複製できるメディアをたくみに使い、距離を超えて展開した美術家たちの活動や、自宅といった作家個人が日常生活を送る空間を舞台にして同時多発的に行われた展示を指示書や写真によって記録した「点展」なども紹介する。

1970年代を代表するアーティストたちの興味深い活動とともに、彼らの制作意識や発表方法の広がりに着目しながら資料を読むことの重要性も感じることができるだろう。

安齊重男がとらえた70年代の美術動向を関連資料とともに展観『国立新美術館所蔵資料に見る1970年代の美術』開催

国立新美術館 ANZAÏフォトアーカイブ 「リチャード・セラ 《To Encircle Base Plate Hexagram, Right Angles Inverted》設営風景 東京都美術館 」1970年 (c)Estate of Shigeo Anzaï
安齊重男がとらえた70年代の美術動向を関連資料とともに展観『国立新美術館所蔵資料に見る1970年代の美術』開催
国立新美術館 ANZAÏフォトアーカイブ 「菅木志雄 《状為論(為相)》 常盤公園、東京」1977年(c)Estate of Shigeo Anzaï
安齊重男がとらえた70年代の美術動向を関連資料とともに展観『国立新美術館所蔵資料に見る1970年代の美術』開催

第6回「精神生理学研究所」原本 1970年
安齊重男がとらえた70年代の美術動向を関連資料とともに展観『国立新美術館所蔵資料に見る1970年代の美術』開催

島州一《南側》記録写真 「点展」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.