2022年5月11日 12:00
咲田栞里 著『発達障がい・グレーゾーンの子どもがのびのび育つ接し方と言葉がけ』2022年5月12日刊行
発達に特性のあるお子さんは、できないことも多いため、周りから否定されたり、ネガティブな言葉を言われたりする場面も多いです。できることなら聞きたくありません。
「肯定・ポジティブ・質問・委ねる・感謝」の視点、言葉で伝えることで、お子さんにとっては、新鮮で嬉しい内容となり、話を聞こうとします。
言葉かけ例
否定:「早くしなさい。遅れるでしょ」➡肯定:「早くできたら、間に合うよ」
ネガティブ:「片づけないとだめでしょ」➡ポジティブ:「きれいになると気持ちいいよね」
スキンシップで楽しく学ぶ
発達に特性のあるお子さんの中には、肌が敏感で直接触れられるのが苦手だったり、人と向き合うことが苦手で恥ずかしがったりするお子さんもいらっしゃいます。
そういうお子さんは、ゲームを活用したスキンシップで、他の人と触れ合うことに慣れていくようにするのもいいです。
遊びやゲームにすることで、スキンシップをはかるだけでなく、お子さんたちにとって、コミュニケーションのヒントになったり、言葉を身につけることができたりします。
本書で紹介するゲーム例
・伝える力と聞いたことを形にする力を養うゲーム
・「前向きな言葉」