2023年8月3日 22:40
「さまざまな健康リスクが増加!」お酒が更年期女性に与える驚きの影響とは【医師監修】
それでは、どんな点に注意すれば良いのでしょうか。
お酒は適量を飲む
「厚生労働省が策定した『健康日本21』による適切なアルコール摂取量(1日あたりの最大値)は約20gです。ビールなら中瓶1本、焼酎なら110ml、ワインなら200mlくらいです。
40代、50代は体が大きく変わる時期です。20g以上のアルコールを飲んでいる人は量を減らし、10年、20年前と同じ量の飲酒を続けないようにしましょう」。糖質をチェック
「糖質が高いお酒は肥満の原因に。例えば梅酒は梅にお酒と砂糖を加えて作るので、糖質が高くなります。日本酒も米から作るので糖質は高め。
日本酒を大量に飲んでそのまま寝落ちというパターンはかなり危険です。
糖質を気にしている人は糖質がゼロのウイスキーや焼酎がベースのハイボールやウーロンハイが良いでしょう」。
できるだけ温かいものを
「キンキンに冷えたビールや氷が大量に入ったお酒は体を冷やし、太りやすくなってしまいます。少量なら問題ありませんが、できればお湯割りなど温かいお酒のほうが体を冷やさないのでおすすめです」。
まとめ
いかがでしたか? 1日の終わりの冷えたビールが楽しみという人も、中ジョッキをグラスに、2杯目からはお湯割りに、といったちょっとした工夫を加えてみてはいかがでしょうか。