2016年7月28日 10:15
幸せのキーワードは「大人」になること?~池内ひろ美さん提唱の「とり婚」で幸せになる!(後編)【恋占ニュース】
仕事中と同じ心配りをパートナーにも
似た背景や環境を持つ人と結婚しても、やはり価値観の相違は出てくるもの。それをよそで愚痴るのではなく、不満をはっきり伝えて改善していくのが大人ってことですよね?そう質問してみると…
池内先生:「改善するという発想には、自分のほうが正しくて相手を直させようという心理がありますね。
それで相手が不満に思わないならいいかもしれませんが、理解しやすい言葉で伝えて、相手を不愉快にさせずに問題を解決するのが大人。自分とは異なる価値観を受け入れることができるのは成熟の証です」
例えば、と言って先生が示したのはこんなお話です。
卓上の書類を、表を上にして置くか裏を上にして置くか。自分は表向きに置くけれど、彼はいつも裏向きに置く。
その場合、「こうやって置いたほうが便利だから、こうしてもらえるとうれしいな」と伝えるのと「なんでそうやって置くの?こう置いたほうが便利に決まってるじゃない」と言うのとでは何が違うでしょうか。
どちらも伝わるのは「表を上にしてほしい」というメッセージ。
だったらどう伝えればいいか、答えは明らかですよね。
そして彼が言うことを聞いてくれたら「やってくれたんだ、ありがとう!」