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日本のような塾文化がないアメリカ。成績をあげることや苦手な分野を克服するため塾に通う日本と異なり、アメリカでは得意分野をとことん伸ばす教育が浸透しています。そのひとつがTutor(チューター)と呼ばれる家庭教師。得意分野の専門家を見つけて学ぶ、個性を大事にする国ならではの教育法を紹介します。■習いごとは子どもの得意分野を見つけるため子どもが小さなうちから、さまざまな分野の習い事をさせる親が多いのは日本もアメリカも同じ。習い事に対してアメリカの親がいちばん大事にしているのは、子どもがレッスンを楽しめているかどうか。子どもの得意分野を見つけて才能を伸ばしてあげたいから、無理強いはしません。というのも、アメリカでは新しい習い事を始めて少しすると、やめてしまう子がわりと多くいます。始めてみたけれど向いていない、嫌いになった、無理だと思ったら、あっさりやめます。子どもが泣いて抵抗してもイヤイヤ言っても、子どものためを思って続けさせるというスパルタ志向は見あたりません。■アメリカの家庭教師事情アメリカでは勉強だけでなく、音楽や語学などもチューターに個別指導してもらいます。最近、人気があるのはMath(算数)やコンピュータ、語学のクラス。チューターの紹介は、タウン誌や口コミが多く、ローカルな情報が役立ちます。アメリカでは塾のような大規模スクールがあまりないため、自宅やチューターの家といった個人的な場所で学ぶことが多くなります。知り合いの30代夫婦は、息子のイーサン君(7歳)がコンピュータにとても興味を示していたので、週1回自宅でコンピュータグラフィックス(CG)をチューターから習っています。サンフランシスコ周辺ではIT企業が多いため、コンピュータのチューターが人気。イーサン君はゲームのようにブロックを組み立ていくような遊び感覚のレッスンですが、キーボード使いがすでに大人なみだとか。ちなみに月謝は240ドル(日本円で約2万5千円)。それでもイーサン君がとても楽しんでいるので、両親は大満足だそうです。■才能だけじゃない! 楽しむことが最優先遠回しな表現を好まないアメリカ。親が意見を求めたときも、チューターから「お子さんは〇〇には向いていません」とはっきり言われることも珍しくありません。チューターにそう言われたとしても子どもが楽しんでいるようであれば、親は「才能を伸ばす」ことにこだわらず、続けさせます。なぜなら楽しめる趣味があるのも、個性には大事なことだから。何よりも子どもの自信につながります。習い事ブームは日本と共通でも、アメリカでは、子どもがやる気が失せてしまったときはスッパリやめて、別の道に進ませます。じつは、これが得意分野を見つける近道となっているかもしれません。アメリカでは子ども自身が将来の目標を意識することが早いように感じます。中学生までに得意なこと、好きなことがはっきりしていると、高校では自分が関心のあるプロジェクトやクラスを選択することができます。習い事を楽しみながら、将来に生かせる能力を身につけることができたらいいですね。
2016年10月19日最近では、教育や発達のために、幼少期から何らかのスクールに通わせるママも多いようです。「ほかの子と違う習い事をさせたい」、「定番の英語やピアノはうちの子にはあわないかも…」という場合には、一風変わった習い事を検討してみてはいかがでしょうか。子どもの個性を伸ばし、将来にも役立つ習い事をピックアップしました。■英語の前に日本語? すべての基礎となる国語力を鍛えるにはグローバル化の動きにあわせて、幼児期から英語教育に力を入れる家庭は増えているようです。でも中には、「日本語で自分の気持ちが話せる力が育ってほしい」と、考えるママも多いのでは。そんな「英語よりまず日本語力を高めたい」という方針の家庭におすすめなのが、国語教室です。英語教室に比べると目立たない存在ではありますが、小学生向けはもちろん、幼児向けの教室もあります。幼児向け教室では、絵本やカルタを利用しながら楽しく教えてくれるところも多いので、小さな子も無理なく学べそう。すべての教科の基礎となる国語力は、習わせておいて損はないはずです。■子どもへの食育には、農業体験を!普段、土にふれる機会の少ない都会っ子には、農業体験スクールはいかがでしょう。田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫などを実際に体験することで、食べものや農業の大切さを自然に学ぶことができます。子ども向け農業体験は、民間の施設や農場のほか、地元のJA(農業協同組合)が開催するイベントも行われています。気軽に参加できる1日体験から、毎週末に農場に通って作業する本格的なコースまで、施設や運営団体によって内容もさまざまです。■個性を発揮! 珍しい楽器を弾けるだけで目立つ!「音楽がある生活」の中で幼少期から過ごし、音楽に親しむことはママにとっても憧れること。音楽系の習い事の定番といえばピアノですが、家に練習用のピアノを置くという問題であきらめていた方や個性を発揮させたいと思っていたママには、こんな楽器の教室はいかがでしょうか。たとえば、ウクレレやギター、三味線、アコーディオン、ドラムなど、これまでの親世代の習い事ではなかったちょっと珍しい楽器の教室。これらの楽器は弾けるだけでも注目されるので、将来、子どもの特技や強みになるかもしれません。■理系脳を育てる! 好奇心旺盛な子には科学教室「ママ、磁石はどうしてくっつくの?」「シャボン玉はなぜ丸くなるの?」などと、毎日質問攻めにされて困っているママ。「なぜなぜ?」で頭の中がいっぱいの子には、科学教室に通わせて、好奇心を思いきり満足させてあげましょう。顕微鏡やビーカーなどの装置・器具を使った本格的な科学実験が体験できるのが、科学教室の大きなメリット。小学生向けが中心ですが、親子で参加できる幼児向けの教室もあるようです。幼いうちから科学に親しんだ生活を送ると、理系脳が養われ、将来には理系に進みたいという子どもに育つかもしれません。子どもの習い事選びには、家庭の方針やママ・パパの希望のほかにも、本人の適性も重要。現代では種類も多岐にわたるので、ぜひ我が子にあった習い事を見つけてあげましょう。
2016年10月18日大切なものを壊されたり、人前で赤っ恥をかかされたり、ケガを負わされたり…。ママたちは、思いがけない被害を我が子から受けてしまうようです。日々、どんなことに注意したらいいのか? 子どもと過ごす際の警戒ポイントを紹介します!■注意すべき部位は…ママたちが意識して守りたいデンジャラスゾーンは、なんといっても「歯」。ふいの頭突きや、睡眠中の蹴りやかかと落としなどで、歯が欠けたりヒビが入ったり、あまりの痛みに神経を抜くハメとなって無残にも変色してしまったり…。歯に何らかのダメージを受けているママは少なくないよう。歯は財産。普段からガードは忘れずにしたいもの。ここでは、実際にあったエピソードをご紹介しましょう。「ソファに座り、子どもをひざに抱っこしてテレビを観ていたときのこと。何かの拍子に、我が子の頭がガツンと私の前歯を直撃。そのときの痛みはすぐに治まったけど、それから計2回、同じことが…。3回目のあと、しばらくすると猛烈な歯痛に襲われ、歯科医院へ。レントゲンを撮ったら、はっきりとヒビが入っていた」(40代前半)「真夏なのにマスクをしていたママ友。理由を聞いてみると、抱っこを嫌がる子どもの腕がぶつかり、差し歯が取れてしまったのだとか」(20代後半)前歯と同じくらい「鼻」をやられる人も多数。起きたら布団が鼻血まみれだった…なんてこともよくあるようです。特に、子どもの寝相には要注意です。「縦になったり横になったり、くるっと回転したり…。子どもの寝相は縦横無尽。顔面をやられないようにするには、頭を高い位置にするのが一番。大きいクッションを重ね、子どもの手足が届かないようにしている」(30代後半)歯と鼻を損傷し、美まで失わないよう、くれぐれも気をつけなければなりません。■大好物は鍵とスマホ!?子どもは、鍵の開け閉めが大好き。ベランダに出たときに、子どもから閉め出されてしまうママは少なくないようです。ただ、子どもは自分が何をやっているのか、理解できていないことがほとんど。閉め出されたときに「開けて~!」と大声を出したり、ドンドン扉をたたいてしまうと、何が起こったのかわからず、怖くなってパニックに。そうなるともう、開錠どころではありません。鍵をかけられたときはつとめて冷静に。びっくりさせない、泣かせないことが解決の近道です。「ベランダで洗濯物を干していたら内側からカギをかけられてしまった。開ける術を知らない我が子はただただ、号泣。夫が帰ってくるまで、ふたりして途方に暮れていた」(40代後半)「ゴミ出しで家を出たとき、内側からカチャリと鍵の音。ラフな部屋着で外に放り出され、子どもの心配よりも、自分の格好が気になってパニックに。結局、リビングの窓を割って中に入ったんだけど…。ガラスで切ったのか、手が血だらけ! 以来、何をするにもどこへ行くにも鍵持参」(30代前半)また、子どもの興味を引くものといえば「スマホ」。これも、うっかり出しっぱなしにしていると、思いもよらない災難が…。「カシャッと音がしたほうを見ると、我が子が、風呂上りで裸同然の私を撮影中。しかもそれが、偶然の操作で友人に送られてしまった…。幸いにも、写真はブレブレ。大事なところも隠れてはいたけれど、『ここまでできるのか!』と、戦慄。暗証番号を知っていたことにも驚き。それからは、子どものいないところでスマホいじり。指紋認証に即、変更!」(20代後半)「知らない間に、大事な写真がたくさん消去されていた。気づくのが遅く、大半が完全削除に…。毎日ちょっとずつ、スマホをいじっては消していたらしい」(30代後半)子どもは常に周囲を観察し、それをマネしながら大きくなっていくもの。ママをはじめとするオトナたちがやっていることはたいてい、学習済み。どんなに幼く小さくても、決してあなどってはいけません。このように日々、家庭内で事件(?)が起きているわけですが、それも子どもが成長している証ともいえます。子どもの行動に注意を払いつつも、あたたかく見守りたいですね。
2016年10月17日高校生が持っているのはあたりまえ。今では中学生でも半数近くの子どもが持っているスマートフォン。地域によっては持っていない子が少数派になってしまうこともあるそうです。そのことが原因でいじめや仲間はずれにされてしまうケースもあり、家庭だけのルールでは決められない事態になっているようです。Q.お子さまにスマートフォン、いつから?1.〜小学生 12.6%2.中学1〜2年 31.2%3.中学3年〜高校1年 43.3%4.高校2〜3年 7.5%5.その他・持たせない 5.4%やはり電車通学などがはじまる高校入学がスマホを持つきっかけになっているようです。とはいえ、小学生から中学2年生まででも約40%の子どもがスマホを所持していることがわかりました。ママやパパもこの問題に頭を悩ませています。■高校生になったらが一般的周りは関係ない!うちの子は高校生になってからと決めているという家庭が多数派。一度持たせて失敗した経験から、高校生からが適切と考える親も。「まだ中学生ですが、高校生になってからの約束です。周りは持っていても関係ない。なくて困る友だち関係ならいりません。」(愛媛県 40代女性)「高校入学が決まるまでは、学業がおろそかになるので、スマホはダメでしょう!仮に持たせても、金額を決めて、足が出た分は子ども自身に払わせます」(茨城県 50代男性)「中1男子。小学校卒業時に買い与えましたが、ルールが全く守れず何度も取り上げました。この子に今渡すとダメになると考え、没収して早3カ月が過ぎました。家族との会話も増え、睡眠時間も取れるようになり、健全になったように感じます。このまま中学卒業まで没収にするつもりです」(神奈川県 40代女性) ■スマホがないといじめられる?一部の中学校では、ほとんどの子どもがスマホを持っていることも。修学旅行の相談や、部活の集合時間などのやりとりもすべてLINEでしているようです。子どもが仲間はずれにされても「高校までは持たせない」を貫くかは、難しい問題。「中学1年生です。40人クラスでスマホを持っていないのは4人。そのうち1人がうちの子でした。スマホを持っていないという理由でいじめにあいました。クラスでやるイベントやらお知らせなど、子どもたちでやることはすべてLINEでの連絡。完全に仲間はずれになり、仕方なくスマホを買いました。スマホを持たせてからは、仲間はずれや物がなくなることなど全くなくなり、今は安心して学校に通っています」(神奈川県 40代女性)「ご近所の高校生の娘さんの話なんですが、中学時代に部活の連絡が LINEで来ていたらしく、スマホを持っていなかった彼女には連絡がなく、集合場所に行けなかったと聞いてびっくりしました。我が家ではスマホは高校生と考えていたので、その話を聞いてから主人と相談中です」(茨城県 40代女性)■小学生にキッズケータイを持たせる親が急増中小学生ママで多かったのはキッズケータイ派。防犯対策にもなり、GPS機能も付いているので、高校生までこのままでいいという人も。「小5と小4の母です。スマホではなくキッズケータイなら持たせています。スマホとなるとLINEやゲームアプリなど、親の目が届かなくなりかねないので。中学に入って、みんな持ってるからと言われたら、持たせちゃいそうです…と悩み中です」(徳島県 30代女性)Q.お子さまにスマートフォン、いつから?集計期間:2016.06.16〜2016.06.23アンケート回答数:11979件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年10月14日こどもが産まれてからというもの、せわしなく1日が過ぎていくものだから、ついつい後回しにしてしまいがちなのが髪の手入れ。息子が産まれる直前に美容院に行ったきり、わたしはなかなか美容院に出かけることができずにいた。東京には溢れるほど美容院があるというのに、ほとんどの店にキッズルームは完備しておらず赤子を連れて出かけることは難しい。髪の手入れをしていない、ボサボサの髪型のお母さんを見ると、どうしても育児に苦労しているような印象を受ける。まさに、今のわたしがそれだ! トレードマークのおかっぱも形状が変わってきている。このままでは、夫婦揃って伸び放題の髪の毛を振り乱しながら育児に奮闘することになるので、それだけはどうしても避けたい…。せめて髪型だけでもすっきり爽やかにしたいものだ。息子を連れて、初めての美容室。いつもカットしてもらっている美容師さんがちょうど新しい店舗に移動になり、表参道まで出かけた。先にひとりで出かけ、わたしの髪型が仕上るころに、夫には息子を連れて美容室まで来てもらうことになっていた。交代制で息子を見る、という流れだ。わたしは久しぶりにパーマをかけることにしていた。美容院につくなりシャンプーを済ませ、クルクルと巻かれるわたしの髪の毛。育児がスタートし、そろそろ1年。くたびれた髪型に、ようやくおさらばできる。1時間半後、夫が息子と共に美容室にやってきた。受付を済ませ、さっそくわたしの席の隣に座る。わたしは息子に手を振り「かんちゃ~ん、お母さんだよ~」と、声をかける。しかしならが、息子の表情が曇る。突然口元がへの字になり、涙ぐむ息子。「あれぇ、どうしたのさぁ。」抱き上げると、眉間に皺を寄せ目を大きく開き、泣き出してしまった。「ひえーーーーーぴえーーーーーーーぎえーーーーー!」小さな泣き声から、ギャン泣きへ。店内に響き渡る、息子の泣き声。どうして泣いているのか? なぜ抱いても泣き止んでくれないのか?ウロウロしながら答えが分からず、鏡で自分の姿を見ると…。あ!そうか。分かった! 身体を覆う銀色のクロスと、髪をまとめているタオルで、わたしが母なのかよく分からなかったようだ。しかもパーマ液で匂いもかき消されているからなおさらだ。何をしても泣き止まないので、トイレをお借りして強引に授乳、授乳、授乳。よっぽどわたしが恐ろしかったのか、目をつむって乳に吸い付く息子。時間のロスで予定よりもパーマがきつく入ってしまった!わたしのカットが終わり、クロスとタオルを外すと、ようやく息子も落ち着き始めた。やっと夫の番がやってきた。夫のヘアカットが終わるまで、息子と街をぶらぶら。新しい髪型にすると、気持ちまで晴れやかになるから不思議。新鮮な気持ちで街を歩く。しばらくして、「終わったよ~」と、夫から電話がはいる。待ち合わせ場所にいくと、遠くの方からアフロヘアの頭の大きな人が近づいてきた。表参道にはいろんなタイプの人がいるのね…と思ったら「あれ?よく見れば夫じゃないか!!!」夫はわたしが店をでたたった2時間で、ものすごいイメチェンをしていたのだった。脱サラしてからの反動か!? 31歳にしてこの変貌。「ブラックミュージックの影響だよ~」と、夫はチリチリの髪型を気に入っているご様子。夫よ、申し訳ないが…このヘアスタイルは、どうやってもバイオリンの弾けない葉加瀬太郎か売れ残った阿寒湖のマリモにしか見えない。わたしが好きだった爽やかな夫はどこへ…?唖然としているわたしを前に、息子はヘアスタイルの変わった父親を笑顔で迎えた。なぜ父のことはわかるのか!?脱サラした夫の変身ぶりがすごい。ヒゲは生えるわ、髪はチリチリになるわ、体重は増えるわ…。このままどこいにくの!ねえ、お父さん!!つづく次回は「 おめでとう ありがとう。1歳の誕生日」をお送りします。
2016年10月13日きたるハロウィンに向けて仮装の準備をしている人も、毎年気が付いたら終わっていた! なんて人も、今年は絵本でハロウィンに親しんでみてはいかがでしょうか。生まれた起源や、意外な過ごし方など新たな発見が期待できます。今回は 絵本ナビ 協力のもと、ハロウィンをもっと好きになる絵本を集めてみました。■ハロウィーンって なぁに?作・クリステル・デモワノー/訳:中島 さおり/出版社:主婦の友社 「ハロウィーンって なぁに?」(絵本ナビ紹介ページ) 魔女の少女ビビはかぼちゃ集めに夢中になる大人たちが不思議で仕方ありません。おばあちゃんまでも、かぼちゃにつきっきりで「かぼちゃしか、かわいくないんだ!」とすねる様子が子どもらしく、クスッとしてしまいます。「ハロウィンはみんなでワイワイ仮装する日」と、なんとなくのイメージで楽しんでいる人も多いのでは? この絵本では大人ですらあいまいなハロウィンの起源について、ビビと一緒に学ぶことができます。これを読めば今までより、堂々とハロウィンを楽しめるようになるかもしれません。■きょうはハロウィン作:平山暉彦/出版社:福音館書店 「きょうはハロウィン」(絵本ナビ紹介ページ) ケンちゃんは新しい街に引っ越してきたばかり。まだハロウィンの存在を知りません。友だちのピートに誘われておばけに変身したケンちゃんは、初めてのハロウィンでみんなからお菓子をもらいます。でも最後に訪れたのは…。絵本には日本人の男の子が外国に引っ越して、ハロウィンを初めて体験する様子が描かれています。日本では近所の家をまわってお菓子をねだる習慣までマネすることは少ないですが、もしかしたらみんなケンちゃんのようにドキドキ・ワクワクしてしまうのかもしれませんね! ■ハロウィンドキドキおばけの日! 作:ますだ ゆうこ/絵:たちもと みちこ/出版社:文溪堂 「ハロウィンドキドキおばけの日!」(絵本ナビ紹介ページ) 怖がりのレイはハロウィンが苦手。おばけに魔女など怖い存在ばかりだけれど、ある日出会ったのはレイと同じく怖がりの幽霊・シェイク。最初はびっくりしたけれど、一緒にいるうちに、なんだか楽しくなってきます。この絵本にはその他に衣装やハロウィンメニューの作り方など、おまけが盛りだくさん! ママにも役立つ情報となっています。ハロウィンの雰囲気がなんとなく怖いと思っているお子さんにも読み聞かせたい一冊です。■ハロウィーンの星めぐり 「夜に飛ぶものたち」 詩:ウォルター・デ・ラ・メア/絵:カロリーナ・ラベイ/訳:海後 礼子/出版社:岩崎書店 「ハロウィーンの星めぐり 「夜に飛ぶものたち」」(絵本ナビ紹介ページ) 「幼な心の詩人」と評されるイギリスの詩人の歌に、これまたイギリスの新人画家が愛のあふれるイラストをつけて完成した絵本には、本物の魔女が登場! かぼちゃのジャック・オーランタンを飾り、仮装して家々を回っている子どもたちの頭上では、ほうきにのった魔女たちが星座の間を自由にいったりきたり。中にはいたずらをしかける魔女もいて…。カバーの表紙には銀箔が押してあり、月や星のきらめきが表現されていてとてもキレイです。■ハロウィンのかくれんぼ 作:いしかわ こうじ/出版社:ポプラ社 「ハロウィンのかくれんぼ」(絵本ナビ紹介ページ) シンプルな形とはっきりした色合いが赤ちゃんにもぴったりのハロウィン絵本は、シリーズ累計185万部を突破したという人気作。おばけに魔女にかぼちゃにお菓子…。ハロウィンにちなんだものがたくさん登場するので「次は何かな~?」とわくわくしながらページをめくる楽しみがあります。お子さんへの初めての一冊としてプレゼントにしても喜ばれる一冊です。日本にも浸透しているハロウィン。この時期になると街中では仮装行列などお祭りイベントもたくさん開催されますね。絵本をキッカケに、家族みんなでハッピーハロウィーンを楽しんでみてくださいね。絵本ナビ監修のこちらの連載は毎週木曜日にお届けします!データ協力: 絵本ナビ
2016年10月13日私たちが常識と思っていることでも国や文化が変わると、その「当たり前」が一変することがあります。教育もそのひとつ。日本では子どもを叱るときに「言い訳しない」と怒ることが多いですよね。しかし、フランスでは「理由を述べる」ことを大切にします。フランスを訪れた日本人は、これを「言い訳」と感じ違和感を覚えます。でもそこには国による教育方法の違いがあったのです。■暗記の日本 VS 論述のフランス学力の基準として、日本の学校では「いかにたくさん覚えられるか」が大切にされがち。いっぽう、フランスでは「いかに自分の意見を伝えられるか」が重要です(もちろん自分の意見を筋道たてて伝えるためには、一定以上の知識を覚えることも必要)。フランスの中等教育修了を証明する国家試験「バカロレア」の哲学の試験を例にみてみましょう。2016年フランスではこんな問題が出題されました。・「より少なく働くことは、より良く生きることか?」(理系学生対象)・「私たちはいつも自分が望むことを知っているのか?」経済・社会学系学生対象)・「私たちの道徳信条は経験にもとづいているのか?」(人文学系学生対象)これを数時間かけて論述するのです。日本では「自分で考えて行動できない人」がしばしば問題視されますが、そんなことフランスではどこ吹く風。他人の考えがどうであれ、「自分の意見を述べる」ことで自分の主張(正当性)を展開しようと考えます。この点では、ブレがありません。■「私のせいじゃない!」は実は万能な言葉だった!?フランスのこの特徴を端的に表す場面に遭遇したときのことです。空港の出国管理ゲートに長蛇の列ができているのに、窓口はひとつ。だれかが査証に詰まると列が動かなくなり、フライトの時間がすぐそこに迫った人々はイライラした状態に…。がまんできなくなった女性が、順番を抜かして窓口に走ったことで、うしろの人は皆ブーイング。列の整理担当の係員が制止しますが、その女性は「(もし乗り遅れたら)あなたは私の飛行機代を払ってくれるの!?」と、自分の理論をまくしたて始めました。女性のあまりの剣幕にその場は一瞬静かに。いっぽうで客の視線は、横入りを許してしまった列の整理係員にも向けられます。その係員がまず発した言葉が「私のせいじゃありません」。こうした行為に対する評価はいろいろあると思いますが、フランス人の多くは、はじめに非難されそうな自分の立場への理由づけを考えることから始めます。正直、日本人の私にとってはこの状況は素直に受け入れにくいものがあります。でも文化とは、見方によってプラスにも、マイナスにも働くもの。異なる環境で育てば、相容れないことも多く出てくることでしょう。でもその多様性をさまざまな角度から捉えることにこそ異文化の面白さがあるのかもしれませんね。
2016年10月12日子どもはおやつが大好き。ときにはごはんをろくに食べずに「おやつー!」と泣き叫ぶことも。厳しく禁止するのではなく、なるべく自然な形で、おやつの食べすぎ、栄養の偏りを防ぐ方法を紹介します。■食べてもいいおやつを用意子どもが園や学校から帰宅して、晩ごはんまで時間があるときや、ママの支度が間に合わないとき、休みの日や外出中に子どもが小腹をすかせたときなどに、まずおやつを食べさせているママは多いはず。食べすぎを防ぐには、量を制限する方法もありますが、子どもは何度も「おかわり」といいますし、どれだけ食べたか管理するママも大変です。たとえ、すでに晩ごはんの支度ができていても、帰宅後はまずおやつを食べないと気が済まないのが子どもというもの。栄養の偏りを防ぐには、おやつの量を制限するより、おやつの内容を見直す方が近道です。まずは、糖分が多すぎるお菓子類や塩分の多いスナック類を日常的に買うのを控えましょう。そのかわりに、小さなおにぎりや茹でたとうもろこしなど、子ども受けがいい軽食を用意しておきます。市販品なら、チーズやおせんべい、干しイモ、小魚、ドライフルーツ、野菜チップスなどもおすすめです。■ごはんをおやつっぽく演出おやつ好きでごはんを嫌がる子どもは、「おやつは楽しいけど、ごはんは楽しくない」と思っている可能性が。おやつの楽しさや見た目のかわいらしさを食事にも取り入れてみると、ごはんの時間も好きになってくれるかもしれません。たとえば、野菜やハムをゼラチンや寒天でかためてゼリー風にしたり、ミートボールやミニトマトを串に刺しておだんご風にしたり…。ごはんやチキンライスをココット皿などでプリンのように型抜きするのも効果的です。■「デザート」と呼んで食後に「おやつはごはんの後」とルール化している家庭も多いようです。ごはんでお腹が満たされた後なら、おやつを食べすぎる心配はありませんよね。とはいえ、一度ごはんの前におやつを食べる習慣がついてしまうと、ひっくり返すのは至難の業。その場合は、プリンやヨーグルトなどを用意して「今日は食後においしいデザートがあるよ!」といってみましょう。さらにママ自身が、「ごはんの後に食べるとおいしいのよねー」なんていいながら、ちょっと気取ってデザートを食べて見せると、子どもたちも「食後のデザート」に目覚めそうです。■料理のお手伝いをさせてほめる手先が器用な子やお手伝いが好きな子には、ごはんの支度を手伝ってもらう作戦が有効。サラダや簡単な和え物を担当させて、「お料理が上手だね!」「おいしい!」とほめると、苦手な野菜も自ら食べてくれるようになるかもしれません。■たまには「おやつ自由の日」もつくるおやつは子どもにとって大きな楽しみ。健康を気にするあまり、ママが市販のおやつを一切禁止したり、家庭でのルールを厳格にしすぎたりすると、子どもにストレスがたまることもあります。イベントやお出かけの日、友だちと遊ぶ日などは、どんなおやつも自由に選んで食べていいことにして、食べすぎにも目をつぶりましょう。普段は多少のルールがあるけれど、この日は特別にOKというメリハリがあると、子どももママも習慣を続けやすくなるはずです。
2016年10月11日子どもの交友関係について把握しているかの調査をしました。そこでわかったことは、学校以外へ遊びに行くときの友だちの名前は把握しているという人が多数いたこと。もちろんすべての交友関係を知っておくのがベターですが、最低限知っておくべきポイントを教えます。Q.【リクエスト】お子さまの交友関係、把握してる?1.充分把握出来ている 18.1%2.まあまあ把握出来ている 64.4%3.あまり把握出来ていない 14.4%4.まったく把握出来ていない 1.9%5.わからない・どちらとも言えない 1.1%まあまあ把握出来ていると回答した人が約65%。次に多いのが充分把握しているという回答でした。やはり親は子どもの交友関係が気になる様子。では、どんなときにどんな方法で把握しているのでしょうか?■学校以外で会う友だちは把握しておく中学生などになると親を介さずに連絡を取り合うようになるため、必ず誰と出かけるのかを伝えてから遊びに行かせるという人が多数いました。万が一トラブルに巻き込まれたときのことも考えて、誰とどこに行くのかは知っておいた方がいいですね。「学校から帰ってからいっしょに遊んでいる子はわかりますが、クラスメイトの交友関係はあまりわかりません」(茨城県 40代女性)「誰と遊びに行くかは必ず申告した上で出かけて行くので、だいたいはわかります。たまに初めて会う子と合流しているようですが」(神奈川県 40代女性)「今は中学生なので友だちとのやりとりはすべてスマホです。なので充分に把握はできていないです。でも遊びに行くときは必ず相手の名前を聞きます」(鳥取県 40代女性) ■コミュニケーションにもなるのでよく話し合う親子も交友関係を知る目的ではなく、コミュニケーションの1つとしてお友だちの話をするという親もいました。勉強のことを聞くよりも、素直にたくさん話してくれる子どもが多いようです。「把握しています!友だちとのことが一番くわしく話をしてくれるし、親子でよく話し合います」(静岡県 40代女性)「お風呂でよくクラスの子の話をします。誰と誰が仲良しとか、誰が運動神経がいいとか、計算が速いとか。コミュニケーションにもなるし、けっこうおもしろいですよ」(岩手県 30代女性)■子どもが話してくれても覚えられない!中には子どもが話してくれても、引っ越しなどにより親が覚えられないことも。そんなときには思い切ってPTAなどの役員を引き受けるのがおすすめです。学校の雰囲気がわかったり、子どもの交友関係も把握しやすくなります。「引越しをする前は把握していたけど、引越しをしてからまったく誰が誰だかわからなくなり、把握できてません!」(神奈川県 30代女性)「転校して3ヶ月経ちましたが、まだ全然わかりません。幼稚園なら毎日のお迎えでママ友もできたけど、みんな小学生になってしまったので、学校に行く機会も少なく、子どもの友だちも2〜3人しかわかりません」(神奈川県 40代女性)Q.【リクエスト】お子さまの交友関係、把握してる?集計期間:2016.04.06〜2016.04.20アンケート回答数:6843件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年10月11日小学生の子どもに「勉強しなさい!」と声をかけて机に向かわせても、なかなか勉強に集中しない…。そんな悩みを抱えているママは多いのではないでしょうか? どのようにしたら子どもが勉強に集中するのか気になるところですよね。今日から実践できる方法をご紹介します。■勉強する環境を整える机周りの環境は大事です。大人でも散らかっているデスクだと仕事に集中できないのだから、小学生だとなおさら。勉強に関係ないものは、机の周りに置かないようにしましょう。スマホや漫画、遊びに関するものは、目に入らないところに片づけます。教科書やノート、えんぴつ、消しゴムなどは、定位置も決めておくといいですよ。せっかく勉強に集中していても、「あれ、どこに置いかな?」となってしまうと、集中力も一気に低下してしまいます。デスクランプは白色の蛍光灯がオススメです。蛍光灯は脳を活発に活動させるといわれており、集中力キープにもってこいなのだとか。また、子どもが勉強しているときは親もテレビを見ないなど、家族全員で静かな環境をつくるように心がけましょう。■時間は短めに、目標を低めに設定「1時間半勉強しよう」「今日中にここまで進めよう」とはじめから目標を高くしすぎると、「やっぱり無理…」とお子さんが挫折してしまうことも。最初は時間を短めに、目標を低めに設定します。学校の授業時間より少し短めがよさそうです。机に向かった時間の長さより、勉強にどのくらい集中できたかを重視するといいでしょう。達成できたら、また小さな目標を立てます。大きな目標を掲げるより、小さな目標を少しずつ立てて、自信を積みあげていくほうが、子どもにとってプラスになります。■勉強のやる気スイッチを入れるしくみをつくる勉強のやる気スイッチは、子どもによってもさまざま。たとえば、勉強がはじまる10分前になったら、いつも同じ音楽をかけてみるのもいいでしょう。「勉強しなさい!」とガミガミいうより効果的かもしれません。苦手科目や問題を克服したいときは、漢字練習や簡単な計算問題など単純な勉強からスタートするのがオススメです。目安は15分くらい。お子さんが「もっとやりたい!」と言っても15分でやめるのがポイントです。苦手科目が後回しになってしまい、結局できなかったということになりかねません。ちょっとした工夫でお子さんの集中力は高まります。子どもにとってのスイッチはなにか、お子さんを観察して見つけてみるといいですよ。 (阿部裕子<フォークラス>)
2016年10月09日子どものうちに、自転車に乗れるようにしてあげたい。でも、いつごろからはじめたらいいのか、迷っているママは少なくないはず。どのタイミングでどのような自転車を買いあたえればいいのか…。自転車トレーニングについて、先輩ママにあれこれ聞いてみました。■早すぎても遅すぎてもダメ?年中さんごろになると「我が子もそろそろ…」と自転車デビューを考えはじめるケースが多いようです。一方、スタートが早すぎたり遅すぎたりすると、つまずきやすくなってしまうこともあるのだとか。「カラダが大きかったので、年少からチャレンジしました。でも、勢いあまって転倒してしまって…。それがよっぽど怖かったらしく、その後の数年間、まったく乗ろうとしませんでした」(30代前半)「うっかりしていて、自転車を買いあたえるのが遅れた我が家。周囲にはすでに、補助輪なしの子が…。そんななかでヨタヨタと練習するのがイヤだったらしく、しばらくは乗るのを渋っていました」(30代後半)「5歳くらいになると、お友だちが自転車に乗りはじめるので、本人もその気になりやすい。何に対しても飽きっぽい子だったけれど、ひとりだけ乗れないのは悔しいらしく、毎日必死で練習していました」(30代後半)集中する、バランスをとる、体重をのせてこぐ、コントロールする…。自転車を乗りこなすためには、さまざまな要素が必要です。心身ともにしっかりしてくる5歳くらいがデビュー適齢期のようです。「道路に飛び出さないか、転んでケガをしないか…。子どもが自転車に乗りはじめたら、一瞬たりとも目を離すわけにはいかないもの。思いのほか時間をとられるので、購入する際は覚悟が必要!」(30代前半)誕生日やクリスマスのプレゼントとして、自転車を贈る家庭も多いことでしょう。ただ、自転車を買うということは、親がつきっきりで面倒を見るということ。しっかり乗りこなせるようになるには、子どもの意志はもちろん、親の気合も大切といえます。■成功のカギはイメージ!子どももママも、やる気満々!「自転車も買って、いざチャレンジ!」と気合十分に取りくんでも、そこからは個人差があります。あっという間に乗りこなせちゃう子、なかなかうまくいかない子と、さまざまなパターンがあるようです。「補助輪つきの自転車にいきなりチャレンジしたら、まともにペダルをこげずに挫折。いくら言ってもカラカラと反対に回してしまい、お手あげ状態でした。我が家では誰も自転車に乗らないし、小さいころ、ペダル系の乗り物にまったく乗せたことがなかったことを思い出しました。結局、手押しの三輪車からやりなおすことに…」(40代前半)「小学生のきょうだいたちが毎日ガンガン乗りまわしているので、見よう見まねで即、成功。5歳を待たずして補助輪なし走行を達成しました」(30代後半)「足を使って動かす、ペダルのない子ども用二輪車はおすすめ。2歳くらいからこれに乗っていたら、カラダの使い方を自然とマスターしたらしく、補助輪なしで自転車に乗れました」(30代前半)難なくデビューを飾るには、多少なりともこいだ経験があって、誰かがスムーズに乗りこなす姿を見て学習していることがカギのようです。これらがあると「自転車に乗っている自分」を想像しやすく、そのイメージが成功へと導いてくれるのです。■ジャストサイズではじめよう!初めて購入する自転車。どうせなら長く使えるものをと、ちょっと大きめサイズで考えているママも少なくないはず。でも、先輩ママいわく、大は小を兼ねないのだとか…。「ちょっとでも大きいと乗りこなせず挫折しやすいので、最初は、ジャストサイズのものを選んだほうがいいです。すぐに小さくなってしまうから、色や形などにこだわらず、安いのがいちばん!」(40代前半)転んだりぶつかったりするので、高価な新品では思う存分練習できないとの声も。初めての自転車は、誰かのお下がりくらいがちょうどいいみたいです。うまくいってもいかなくても、お子さんの自転車デビューは、振りかえれば家族のいい思い出になるというもの。まずは、お子さんの気持ちを確認してみるといいかもしれませんね。
2016年10月08日お子さんが習いごとをしているとき、ママはどうしていますか? 送迎したり、子どもががんばっている姿を見守ったり、縁の下の力持ちという存在の人も多いことでしょう。せっかくなら、ママも一緒にお子さんと習いごとをしてみませんか? オススメのレッスンをチェックしました!■ママががんばっている姿が刺激になる「もうやめたい…」、「今日は行きたくない…」とぼやくのは、子どもが習いごとをするときの「あるある」です。こういうときは、子どもが習いごとを“やらされている”感が強くなり、楽しくないと思いはじめていることが多いようです。親子で同じレッスンを受けていれば、ママががんばっている姿を見せられます。子どもへの刺激になるのはもちろん、ママ自身が楽しくなれることまちがいなしです。 親子で練習したり一緒に発表会に出ることで、より絆が深まり、楽しい思い出を共有できます。子どものモチベーションも上がることでしょう。親子で共通の楽しみがあるといいですよね。■続けるほどに達成感! 室内系の習いごと女の子のママにオススメしたいのが、ピアノです。親子でピアノを習えば、将来発表会で連弾も夢じゃありません。「子どものころにピアノを習っていたけど、もう少し続けておけばよかった…」と後悔しているママは、今度こそ念願の曲に挑戦してみるのもいいでしょう。料理が好きなお子さんなら、料理教室もオススメです。ママが教えるのもいいけれど、プロに教えてもらうとわかりやすいし、どんどん上達します。週末、習った料理を仲よく親子でクッキングしたら、パパもよろこびそう。毎日忙しいママたちにぴったりなのが、習字です。週に1回でも心を空っぽにして何かに向きあう時間がつくれたらリフレッシュできることでしょう。字がきれいになれるというメリットもあり、達成感も得られそうです。英会話も年齢を問わずチャレンジできるもののひとつ。ママがペラペラ話せなくても、下手でもいいのです。がんばっているママの姿を見せることが、なにより刺激になります。突然外国人に道を聞かれても、力を合わせて答えられるかもしれません。■心身を解放してすっきり! 運動系の習いごと「運動をしたいけど、子どもがまだ小さいから…」という方にオススメしたいのが親子ヨガ。激しい運動ではないので、親子でトライするのに最適です。自然のなかで行うレッスンもあります。自分の雰囲気に合ったクラスを探してみるといいでしょう。フラダンスは、母娘におすすめしたい習いごとです。動作はゆっくりなのに、じつはけっこうハード。ハワイアンミュージックをBGMにゆったりした気持ちで体を動かせば、ストレスも吹きとびそう。なにより、子どもたちが踊る姿は、とってもキュートです。 最後に紹介するのは空手です。落ちついた雰囲気のなか、礼儀作法も学べるというメリットも。体力がありあまっている、わんぱくな男の子にもぴったりです。ママもキレのある動きで代謝アップしながらストレス発散。スッキリすることまちがいなし!ママはいつも家族優先で自分のことをあとまわしにしがち。自分の趣味に没頭できる時間も独身のときと比べたら激減しています。習いごとの楽しさを子どもだけに独占させるのは、もったいない! 子どもと一緒にレッスンすれば、コミュニケーションも楽しみも増えそうですね。
2016年10月06日運動会シーズンがやってきました。リレーや徒競走でゴールテープを切ったり、クラス対抗競技で勝利したときなど、運動会でしか味わえない達成感ってたくさんありますよね。でも中には運動会が好きじゃない、なんてお子さんもいるかもしれません。そこで今回は 絵本ナビ 協力のもと、運動会が楽しみになる絵本を集めてみました。ぜひ、運動会前に親子で読んでみてくださいね。よーいどん!作・中川 ひろたか/絵:村上 康成/出版社:童心社 「よーいどん!」(絵本ナビ紹介ページ) 「位置について」の姿勢のまま、引き締まった顔つきの子どもたちがなんとも愛らしい!「位置についてのポーズは、それぞれ違うもんだなぁ」と感心しているところに放たれる究極のダジャレ! 意表をつかれてズコッとなってしまうママもいそうです。ほのぼのとした優しいユーモアたっぷりの中、「何それ?」なんて、現実にはありえない競技でも楽しませてくれる、愉快な運動会をテーマにした一冊です。はしれ、ゴールの むこうまで!作:くすのき しげのり/絵:稲葉 卓也/出版社:講談社 「はしれ、ゴールの むこうまで!」(絵本ナビ紹介ページ) みんなと同じように掃除したり、給食を食べたり…。みんなから頼りにされ、愛されているとってもパワフルな「こうちょうせんせい」。赤く染まったほっぺや、緑色のジャージがなんともいえず、親しみやすいキャラクターです。クラスでいちばん走るのが遅いぼくは運動会が大嫌い。そんなぼくに「きょうそうしてみようか!」と声をかけるこうちょうせんせい。走ることを途中であきらめてしまうぼくに、こうちょうせんせいがしてくれたこととは…? 子どものリアルな心情を汲みとった行動が子育てのお手本にもなる、感動絵本です。 よーい、ドン! 作:中垣 ゆたか/出版社:ほるぷ出版 「よーい、ドン!」(絵本ナビ紹介ページ) 今日は町の運動会。子どもが主役の「ちびっこ競争」、大人数だからおもしろい「ムカデ競争」、出場選手が目玉の「障害物競争」などワクワクするような競技満載で、いてもたってもいられません。見開きいっぱいに描かれたたくさんの人たち。その人たちそれぞれが主役になれる運動会だから、みんな生き生きと輝いています。中には「!?」なキャラクターや運動会らしくない行動をしている人も…。絵本をのぞきこんで「気になる探し」する子も多いこちらの一冊は、大興奮してしまうので寝る前厳禁(笑)。昼間の読み聞かせにおすすめですよ。 ぼくのジィちゃん作・くすのき しげのり/絵:吉田 尚令/出版社:佼成出版社 「ぼくのジィちゃん」(絵本ナビ紹介ページ) 運動会当日、練習したのに徒競走でビリだったぼく。田舎から応援しにきていたジィちゃんは「子どもの頃、走るのが早かった」なんていうけど、信用できない。ひょんなことからPTAクラス対抗リレーに父さんの代理で出場することになったジィちゃん。果たしてその結末は…? スピード感あふれる展開の中、歯がところどころ抜けたニコニコ笑顔のジィちゃんの、知られざる秘密が明らかになります。心がおどりだし、思わず「がんばれーっ!」と叫びたくなってしまう、爽快感のある一冊です。むしたちのうんどうかい作・得田 之久/絵:久住 卓也/出版社:童心社 「むしたちのうんどうかい」(絵本ナビ紹介ページ) 林の中の広場に集まった、たらこくちびるの虫たち。今から始まるのは運動会。小さかったり、大きかったり、にょろにょろしていたり、飛んでいたり…。虫好きのお子さんなら入場行進の様子から目を輝かせてくれる絵本です。応援合戦の泣き声もお見事! 虫それぞれの特徴を運動会の流れの中にうまく取り入れているのも必見。虫が苦手なお子さんも、表情豊かなユーモアあるタッチのイラストだから安心。実際の虫と似たような動きで、細かな描写にも手を抜かない作家さんの心意気を感じます。知らなかった虫の名前を覚えるいい機会にもなりそうですね。運動会を楽しみに感じる子もいれば、憂鬱に感じている子もいます。だけど、運動会はみんなで一緒に楽しむもの。勝負に負けてくやしいときもあるけれど、ほかの競技で挽回したり、誰かを応援したりとワイワイできるのも運動会の魅力のひとつ。年に一度の大イベントは、親子でめいいっぱい楽しみたいですね!データ協力: 絵本ナビ
2016年10月06日「もう、何回言ったらわかるの?」という言葉、つい口にしてしまっていませんか。でもそれ、子どもの理解力がないのではなく、ママの教え方がイマイチなのかも…!? そこで今回は、じゃんけんやパズルなどの遊びや時計の読み方などを子どもにわかりやすく教えるコツを紹介します。■パズルはスモールステップからはじめようパズルを教えるポイントは「できた!」という喜びを実感させること。最初はピースが大きく、数も少なく、絵も単純なものから始めるとよいでしょう。あと1ピースという状態で子どもにバトンタッチし、「できた!」という達成感を味あわせるところからスタート。そこから徐々に隣り合う2ピースを残してみたり、点在する3ピースに挑戦させたりしながら、「じゃあ全部ひとりでやってみよう!」「もう少し難しいパズルやってみる?」とレベルアップしていくると、自然にチャレンジを促せます。子どもの好きなキャラクターや乗りもののパズルでやる気をアップさせたり、子どもが集中しやすい時間帯を選んで遊ばせるなどの工夫も効果的。決してママが横からプレッシャーをかけることなく、あくまでも楽しい雰囲気づくりを忘れないようにしてくださいね。■時計は長針がキモ!短い針と長い針。その組み合わせが子どもにとっては難解な時計。とくに、長針が「1なのに5分」「6なのに30分」というあたりが混乱の原因になるようです。そこで、まずは短針の読み方からマスターさせるようにしましょう。短針なら1~12時までと数字どおりシンプルなので、子どもにもわかりやすいようです。次に長針です。長針は、できればメモリのすべてに1~60を書き込み、何分を指しているのかを目で確かめられると理解が進みます。そして、長針が1周するのに60分かかるという概念が理解できれば、数字が5分ごとのメモリであることも掴みやすくなります。とはいえ時計は一人で行動し始める小学校1年生でよめればよいという考え方もあり、あまり早いうちから躍起になって教えなくても大丈夫。子どもが興味を持ったタイミングをうまくキャッチして教えてあげたいですね。■じゃんけんは基本からしっかり教えよう意外とつまづきやすいのが「形のつくり方」。まずは子どもの手をとり、グー・チョキ・パーの指使いを教えてあげましょう。3つの形を作れるようになったら、ママがお手本を見せながら「グー・チョキ・パー」と声をかけ、真似をさせます。できるようになったら「パー」「グー」「グー」「チョキ」などランダムに声をかけ、それに応じて出せるように促します。3種類を自在に出せるようになったら、ここで初めてルールを教えます。グーを基点に教えるとシンプルでわかりやすいです。子どもにグーを出させ、ママがチョキを出して二本の指の間でグーを挟みます。「ママのチョキ、○○ちゃんのグーで折れちゃった。だからママの負け」「ママのパー、○○ちゃんのグーをパクっとしちゃうよ。だからママの勝ち」「ママのグーと○○ちゃんのグー、一緒だね。だからあいこ」といった具合で教えてみてください。グー=石、チョキ=はさみ、パー=紙として教えてもいいですね。ルールがわかるようになったら、次は実践。ときどき後出しをうまく使って子どもを勝たせ、「すごい! 強い」と接待してあげると「もっと!」とノッてきやすいですよ。子どもにわかりやすく教えるというのは難しいもの。とくにわが子となると、期待が大きくなりすぎてイライラしてしまう場面も…。でも、そんなときこそ教え方を工夫して、楽しみながら取りくんでみてくださいね。
2016年10月05日今しかない子どものかわいい表情、写真でたくさん残しておきたいですよね。でも、撮影するのはいつもママの役目。気づけば子どもとパパの写真ばかりで、自分が写っている写真がない…なんてことになりがちです。せっかくなら、親子で一緒の思い出を残したいもの。上手な“親子自撮り”のコツをマスターして、素敵な写真をたくさん撮りましょう。■シールを使って子どもをカメラ目線にスマホで自撮りをする際に多く使われるインカメラ。でも、子どもの場合、どうしてもカメラのレンズより画面を見てしまい、撮影した写真は目線がずれてしまうことも。そんなときは、レンズの近くに、子どもの好きなマークやキャラクターのシールを貼っておきましょう。シャッターを押すときに、「○○(キャラクター)の顔を見てね」と声掛けすれば、バッチリカメラ目線の親子写真が撮れますよ。■連写機能や動画機能を活用ポーズを決めて親子写真を撮りたくても、子どもが小さいうちは、じっとしているのがなかなか難しいものです。元気いっぱいの子どもと写真を撮るときは、連写機能や動画機能を上手に活用してみては。連写で撮影すれば、子どもが動いていてもあとでベストな1枚を選べます。少しブレのある写真も、並べてストーリー性を楽しんだり、意外な表情を発見できたりするかも。連写のブレが気になる場合は、写真ではなく動画で撮影を。いちいちシャッターを押す必要がないため、子どもにカメラを意識させることもありません。撮影後は動画として残してもよいですし、必要な部分を写真としてカットすることもできます。■スマホを固定して撮影する特に動画を撮るときは、スタンドを使ってスマホを固定しておきましょう。テーブルなどにセットし、画面を見ながらベストな角度を決めてください。スマホの位置は、真正面より少し子どもよりにセットすると、表情を上手に写すことができます。親子並んでの自撮りのほか、何気ないおしゃべりや読み聞かせシーンなどを撮影すると、素敵な思い出になりますよ。■子どもと目線を合わせるコツママが立った状態で撮影をすると、子どもは上目づかいの写真ばかりになりがち。だからといって抱っこして目線を合わせると、ふらついて手元がブレやすくなってしまいます。親子で自撮りをするときは、子どもの目線を上げるのではなく、ママがかがんで顔の位置を合わせるように意識して。座った姿勢なら、膝の上に子どもを乗せて撮影するのもおすすめです。普段何気なく過ごしている日々も、あとで写真で見返せば素敵な思い出になること間違いなしです。上手な自撮りワザで、子どもと一緒の写真をたくさん撮ってみてくださいね。
2016年10月05日長雨や真夏に戻ったような暑さに苦しめられている日々が続いていますが、もう10月。季節は秋ですね。政治の世界でも「秋の臨時国会」と呼ばれる時期になり、政治家の方たちも、選挙区での活動より東京での国会活動が忙しくなってきました。9月26日に、第192臨時国会が召集され、11月20日までの66日間、国会での論戦が繰り広げられることになります。「国会」とはよく耳にするものの、実はどんなふうに行われているか、「なんとな~く」しかわからない、もしくは「全然分からない!」という人も多いでしょう。去年の安保法制の審議の時には、女性国会議員もみなパンツスーツ直用で、大乱闘が起こりましたが、あとは、大臣が失言をした時など、何かハプニングが起きた時しか、印象に残っていないかもしれませんね。9月26日に始まったばかりの国会も、8月に行われた内閣改造で新しく大臣になった人にとっては、初めての国会。問題なく答弁が進んでいくのか、安倍総理にとっても、緊張を強いられる場となりそうです。全部で3つの「国会」があるって知ってる?さて、今回は臨時国会といって、正に読んで字のごとく、臨時的に開かれる国会です。そのほかには、通常国会と特別国会とあり、全部で三種類の国会があります。通常国会は、毎年一回開かれることが憲法で決められ(52条)、国会法で1月に召集(2条)、期間は150日(同10条)、そして延長は1回のみ(同12条)と細かく決められています。臨時国会については、憲法53条で、衆参いずれかの総議員の4分の1以上の要求があれば開催をしなくてはならないことになっています。また議員からの要求がなくても、衆議院の任期満了による選挙の後と、参議院の選挙の後は、必ず開かなくてはなりません。今年の参議院選挙の後も、8月1日から3日までのわずか3日間ですが、臨時国会が開かれました。選挙の後の臨時国会では正副議長を選ぶこと、また衆議院選挙の後は、首班指名、つまり総理大臣を選ぶという最重要案件があります。臨時国会は期間は自由、延長は2回までできます。また特別国会は、衆議院の解散による選挙の後に開かれる国会のことで、直近では、第188特別国会が2014年12月24日から3日間開かれました。ところで、この「192」とか「188」などの回数ですが、いつからの通し番号だとおもいますか?実はこれ、戦後の新憲法の下、新しく国会の制度ができてからの通し番号なんです。第1回は、1947年5月20日から12月9日まで開かれましたが、閉会してすぐ、12月10日から第2回が開かれました。今回の臨時国会は、6月1日に通常国会が閉会して、間に3日間の臨時国会があったものの、論戦という意味においては、約4か月ぶりとなります。終戦直後は、一日も休む暇なく国会が連続して開かれていたことを考えると、それだけ、決めなければならないこと、新しく制度を作らないといけないことがたくさんあったということがなんとなく伺えますね。秋の臨時国会では何が議論されるのかさて、通常「秋の臨時国会」と呼ばれるものは形式上、総議員の4分の1以上の要求に基づき開かれるということになっていますが、毎年だいたいこの時期に開かれることが慣例化しています。昨年は、通常国会が95日間の長期延長を行い、1月26日から9月27日まで開かれていたこともあり、秋の臨時国会は開かれませんでしたが、これはかなり異例のことです。今回の臨時国会では、まず経済対策としての3兆2800億円の第二次補正予算案の審議、またTPPの国会承認と関連法案の審議が行われる予定となっています。また総理大臣や他の大臣も出席して行われる予算委員会では、野党は、まずは経済状況が好転しないことへの責任追を行うことが予想されます。また天皇陛下の生前退位に関すること、北朝鮮や中国の軍事的脅威の問題なども取り上げられることになるでしょう。これは逆に野党が追及にあうことですが、二重国籍問題も話題になりそうですね。また参議院選挙の結果、衆参両院で初めて、憲法改正の発議に必要な3分の2以上の議席を、改憲勢力が占めることになったことから、参議院では5年ぶりに憲法審査会も再開されることになっています。12月にはロシアのプーチン大統領が来日し、ロシアに不法占拠されている北方領土の返還交渉が行われ、何かしらの進展があることが期待されています。その後、年明けには「解散総選挙」があるとも言われています。小池百合子東京都知事になって初めての都議会定例会も開かれ、そちらの動向も気になりますが、国会の方にも、ぜひ注目してみてください。
2016年10月01日秋はさまざまな実りの季節。「学びの秋」「勉強の秋」ともいわれるように、自分をステップアップさせるチャンスです。せっかくなら子どもと一緒に学びを深め、親子で同じ資格取得に挑戦してみてはいかがでしょうか。検定試験の中には、園児から小学生くらいの子どもでも挑戦できるものがたくさんあります。親子で一緒に勉強すれば、子どもの興味もぐんと伸ばしてあげられそうですね。■日本漢字能力検定【漢検(R)】年3回試験が実施されている漢検。その名の通り、漢字についての知識を問う検定試験です。ただ読み書きができるだけでなく、文章の中で漢字を正しく使える能力が試されるのもポイント。10級から1級まであり、10級のレベルは小学校1年生修了程度。受験に年齢制限はないので、漢字に興味がある子なら、年長さんくらいでもじゅうぶん挑戦可能です。■児童英検子どもの習い事としても人気の英語。普段英語を習っているなら、児童英検にチャレンジしてみてはいかがでしょう。検定試験を受けることで、英語へのモチベーションもアップしそうです。子ども向けの児童英検はさまざまな団体によって行われていますが、よく知られているのは日本英語検定協会が主催する英検Jr.や、日本児童英語振興協会(JAPEC)によるJAPEC児童英検。英検Jr.はリスニング形式で試験が行われ、JAPEC児童英検には面接官と話すスピーキング試験があります。子どもと一緒に、ママも英語のおさらいをしてみては。■手話技能検定【手話検定(R)】耳の不自由な人たちと会話ができるようになる手話。手話を身につければ、普段の生活の中で耳の不自由な人のお手伝いができるようになるかもしれません。ママやパパも手話を学んで、親子で手話をしてみるのもよいですね。一番やさしい7級は在宅受験が可能なので、気軽に挑戦することができそうです。 ■家庭料理技能検定(R)料理好きな子におすすめなのが、この検定試験です。料理の技術と食についての知識が試されるため、試験を通して栄養や食生活についても学ぶことができます。小学校高学年でも、普段からお手伝いなどで料理をしている子なら挑戦できそうです。検定試験に向けて、親子でキッチンに立つのもいいコミュニケーションになりますよね。■歴史能力検定歴史が好きなら挑戦したいのがこの検定試験。教科書で勉強する範囲にとどまらず、未来への判断力や洞察力を養うため、歴史に対する理解を深めることを目的とした検定です。5級から1級まであり、5級は小学校修了レベルの日本史の問題となっています。歴史ドラマやクイズ番組などで出てくる話題も扱うようなので、勉強も楽しくなりそう。歴史を知ることで、普段ニュースで見聞きする出来事への理解も深まるかもしれません。■親子で効率よく勉強するには親子で試験を受けるなら、まずはママが真剣に勉強しましょう。ママの姿を見て、子どもも「自分も頑張ろう」とやる気がアップするはず。机に向かう場合も子どもと一緒に。肩を並べて勉強することで一層集中力が高まります。受ける試験の種類によっては、パパも巻き込んでしまうのもおすすめです。それぞれのレベルにあった級を選んで、家族で検定にチャレンジしてみても。お互い質問を出しあって、「正解したらおやつをプラス」など、ゲーム感覚で取り組むのもよいですね。興味のある分野で試験を受けることは、子どもにとっても大きな自信になります。子どもの力をしっかり伸ばせるように、上手に働きかけてあげたいですね。
2016年09月30日いまや社会的な問題となっている肥満。最近では大人だけでなく、子どもの肥満の問題も増加傾向にあるようです。小さいうちからの生活や食事の習慣が、将来の肥満リスクを招く原因になることもあるのだとか。気づかないうちに子どもの肥満リスクを高めてしまっていないか、普段の生活習慣を見直してみましょう。■夜更かし&睡眠不足子どもの健やかな成長には、睡眠が大きな関わりをもつということはよく知られています。さらに睡眠は、子どもの将来の肥満リスクにも影響するのだとか。睡眠不足になると、食欲や、脂肪の蓄積を抑制する「レプチン」というホルモンの分泌が低下し、反対に食欲を増進させるホルモン「グレリン」の分泌が増加するといわれます。また、夜更かしをして起きている時間が長くなると、それだけ間食を食べる機会も多くなりがちです。子どもの肥満防止のためには、生活リズムを整え、きちんと睡眠をとることがとても大切だといえます。■おやつを袋ごと与えるおやつにスナック菓子などを食べるとき、大きな袋ごと子どもに渡してはいませんか?お菓子を袋ごと渡してしまうと適量が分からずに食べすぎてしまい、一度に全部食べきってしまった、なんてことも。市販のお菓子は袋ごと与えずに、食べる分だけを皿などに取り分けるようにしましょう。子どものうちは、間食も食事の一部。栄養バランスをとるために、スナック菓子ばかりではなく、乳製品やフルーツなどと組み合わせるのもおすすめです。また、お菓子などの買いだめはできるだけ避けて。子どもがいつでもお菓子に手が届く環境をつくらないようにしましょう。■家のお手伝いをさせていない現代の子どもは、昔に比べて運動量が減っているといわれています。環境によっては外遊びができる場所も少なく、友達と遊ぶ際もテレビゲームなど座ったまま、ということも珍しくありません。さらに、子どもにあまり家のお手伝いをさせていないと、運動不足に拍車をかけることになってしまいます。「お手伝いよりも勉強」と考える家庭もあるかもしれませんが、少しでも体を動かすため、役割を決めて積極的にお手伝いをさせるようにしてみましょう。運動不足が続くと、体を動かすことそのものが億劫になってしまいます。ポストまで郵便を取りに行く、お風呂掃除をする、など、まずは簡単なお手伝いからはじめてみてはいかがでしょうか。■整理整頓の習慣がない部屋が汚い人は太りやすいといわれます。それは、「面倒だから後回しにしよう」という気持ちが食生活にもあらわれるほか、散らかった部屋が知らず知らずのうちにストレスになって食べすぎてしまうからなんだとか。子どものうちからきちんと整理整頓をする習慣をつけておかないと、大人になっても部屋が汚いままになってしまう可能性も。また、リビングなど家族の共有スペースがいつも散らかっていると、その状態を「当たり前」と思いながら育ってしまい、片づけられない大人になってしまうかも。小さいうちからきちんと、「使ったものは片づける」という習慣づけができるように心がけましょう。子どもが片づけやすいように、収納の場所や高さも工夫してあげるのも効果的です。子どもの肥満リスクには、食事の内容や量だけでない、意外な要因が関係していることも。子どもの将来の健康のために、思い当たる点がないかチェックしてみてくださいね。(かとうともみ)
2016年09月30日わたしの娘は、2歳からヨコミネ式教育法を取り入れた保育園に通っています。2歳のときの保育参観で驚いたのが、全員の名前を漢字で覚えていることでした。持ち物にはすべてひらがなで名前をつけましたが、それこそが大人の先入観だと思いしらされました。「ヨコミネ式…すごい!」と感動した筆者が、ヨコミネ式教育の“キホン”をご紹介します!■そもそも「ヨコミネ式」って?プロゴルファー横峯さくらさんの伯父にあたる、横峯吉文氏が提唱する「ヨコミネ式教育」。人気の教育法として、各地の幼稚園や保育園で取りいれる施設が増えています。「すべての子どもが天才である」という考えを掲げ、子どもたちの自ら学ぼうとする力に注目。「心の力・学ぶ力・体の力」を育むことを基本としています。具体的には、小学校に上がる前までに・ひらがな・カタカナの読み書きができるようになる・1500冊以上の本を読む・足し算や掛け算ができるようになる・絶対音感を身につける・倒立・側転・逆立ち歩きができるようになる・跳び箱11段が跳べるようになるなど…。これだけできるようになるには、子どもたちの努力はもちろんのこと、先生たちの根気と正しい指導も必要不可欠ですね。現在年中の娘は、倒立、ブリッジ歩き、側転などをいとも簡単にこなし、足し算の学習がスタートしています。音楽は、目隠しをしていても音階がわかるように。また、本を200冊読んだとのことで、「多読賞」という賞状をもらってきました。■ヨコミネ式教育はスパルタか?上記の項目をながめただけでも、ハードルの高さはかなりのもの。「実現させるにはスパルタになるのでは!?」と心配される方も多くいらっしゃいます。でも、ヨコミネ式は「本来持っている子どもの力を引きだすだけ」というのがモットーです。詰めこみ式の知識に偏った教育をするのではなく、子どもの自主性を尊重。先生はあくまで子どもたちの“やる気スイッチ”を見つけて入れてあげることに徹します。子どものやる気スイッチを入れるため、以下の4つのポイントを大切にしています。・子どもは競争したがる・子どもはマネしたがる・子どもはちょっとだけ難しいことをしたがる・子どもは認められたがる保育参観に行くと、先生が子どもたちを「かっこいいいね~!」とほめたり、「○○ちゃんがお手本を見せます!」と、みんなの前で披露させたりする場面が多く見られます。朝から休みなくカリキュラムが組まれており、正直「かわいそうだな…」と思うこともありました。でも、親の心とは反して、子どもから日々出てくる言葉は、「今日は○○ができるようになった!」とか「今日は体操で見本になった!」とか、希望と達成感に満ちた言葉ばかり。子どもたちは切磋琢磨し、粘り強さや根気強さが育っているのだと思います。■子どもによっては「ヨコミネ式教育」が合わないこともとはいえ、ヨコミネ式教育が合わない子もいます。事実、途中で退園してしまう子もいますし、逆に途中で転園してきた子はカリキュラムについていけず、登園拒否を起こしてしまうこともあるとか。また、小学校に行ってから、授業の内容がすべてわかってしまうため「ヒマだ」と身が入らなかったり、せっかく身につけた体操の技ができなくなってしまったりするそう。ただ、わが子を見ていると「本当に子どもの可能性は無限大だ!」と感じます。大人が考える「子どもができること」は、しょせん大人の枠のなかにある先入観でしかない、と痛感しました。とにもかくにも、幼少期をどう過ごすか・過ごさせるかはとても大切。自分の子どもの特性や性格をよく考えて、「合う・合わない」を見きわめてあげたいですね!(参照) ・ヨコミネ式教育法 ・ヨコミネ学習塾
2016年09月30日新しい概念の学校、「サドベリースクール」をご存じですか? ひとことで言うと「子どもがやりたいことだけできる学校」です。授業もテストも先生もいない、不思議で魅力的な学校が本当にあるのです。今回は、サドベリースクールについてお伝えします。■息子がまた不登校に!小学生のころに不登校になった息子は、中学に入ってから、また登校しなくなりました。担任の先生はとても親身になってくださり、なにかにつけて様子を見に来てくださいます。一方、お友だちは部活動がはじまると精いっぱいになってしまったようで、以前のように遊ぶこともなくなってしまいました。息子は、枠にはまることや時間で動くことに緊張や違和感を覚えると、登校できなくなります。このまま家にいるだけでは人間関係が学べない…。子どもへの思いが切実なものとなってきました。不登校児専門の家庭教師を考えているとき、ふとしたことから授業もテストもなく、先生もいない学校の存在を知りました。4、5歳から18歳まで入学可能で、ひとりひとりの個性を思う存分伸ばせるのが理念というサドベリースクールです。■サドベリースクールとはサドベリースクールは、アメリカのマサチューセッツ州にある私立校、サドベリー・バレー・スクールをモデルにつくられた新しい学校です。その理念に共感した世界各国の人が同じような学校を設立し、世界中に広まっています。特徴は、用意された選択肢から選ぶのではなく、必要なシステムをゼロからつくったり、自分の好奇心を心ゆくまで探求したりできること。決まったカリキュラムがないので、時間割もクラスも学年もチャイムもありません。生徒は朝登校したら、その日自分がやることを決め、1日を過ごします。行事や休日、学校のルールづくり、スタッフの人選まで自分たちで決めます。強制や押しつけは一切なく、自分たちがつくったルールのなかで自由に活動するのです。困ったら大人のスタッフにサポートしてもらえます。自分のやることを自分で決め、学校を自分たちでつくっていく。東京サドベリースクールでは、スクールの理念について次のように述べています。「それらを経験することで、生徒たちは、自分が何をしたくてしたくないのかをじっくり感じる心、他人から与えられなくても自ら活動を生み出す自発性、全てを話し合いで平和的に決めていけるコミュニケーション力を学んでいきます」出典:東京サドベリースクール 「このような体験を積み重ねることによって、生徒たちが、自分自身が幸せだと感じる人生を選ぶことができる大人へと成長していくと、私たちは考えています」出典:東京サドベリースクール調べれば調べるほど、枠にはまることのできない息子にうってつけという予感がしました。息子に「こんな学校があるけど、どう?」と聞いてみると、とても興味を持ったようでした。■日本のサドベリースクールは増えている世界には40のスクールがあり、日本でも刻々と増えつづけています。サドベリースクールに通う子どもが自発性や新しい発想を生かして成長したら、そのうち日本全体も変わっていくのかもしれません。外から押しつけられるのではなく、自分で考え、自分でつくりあげていく。サドベリースクールは、そんな力を育てられる学校だと思います。(参考) ・東京サドベリースクール
2016年09月30日お弁当作りに欠かせないのが冷凍食品。毎日のことですし、とくに働いているママにとっては強い味方です。でもちょっとだけ罪悪感もあったり……。さて、実際ママたちはどれくらい冷凍食品を使っているのでしょうか? Q.お弁当に冷凍食品、どのくらい入れている?1.1品 32.4%2.2〜3品 46.0%3.4品以上 6.4%4.入れていない 13.0%5.お弁当を作らない 2.3%約半数の人が2〜3品を入れているようです。1品という人も入れると、8割近くの人がお弁当作りのときに冷凍食品にお世話になっていることがわかりました。では、どんな冷凍食品が人気なのでしょうか?■これが我が家の人気の冷凍食品お弁当は子どもにとっても楽しみなもの。隙間を埋めるいろどりおかずを入れたり、作るのが大変な揚げものなどが人気のようです。「娘が小さいカップのグラタンの冷凍食品が大好きで、それを入れるとお弁当を残さず食べてくれるのでよく入れています」(東京都 30代女性)「隙間なくつめたいのと、保冷剤がわりにシュウマイや枝豆、冷めてもかたくなりにくいから揚げを使っています」(神奈川県 40代女性)「いろどりもさることながら、今はおいしくなりました。『エビ寄せフライ』と『白身 タルタル』は常備品。子どもも大好きです」(神奈川県 40代女性) ■とにかく時短!忙しいママたちの強い味方です幼稚園のころは小さかったお弁当箱も、中学生や高校生になるとその面影はなし。男の子だと2リットルのお弁当箱なんていうことも。どうやって埋めたらいいのか、頭を抱えることに。「何作って入れようって考えている間に、チンって簡単に隙間がうまっちゃって。便利よね、やっぱり」(茨城県 40代女性)「毎回入れています。ホント、男の子の弁当はデカすぎ。2リットルの弁当を埋めるためには欠かせませんよ〜」(神奈川県 40代女性)「昔は冷凍ものはダメ!と思っていましたが、最近はビタミンなど考えられて作られていると聞いたので使っています。国産かは確かめて買うようにしています」(千葉県 40代女性)「冷凍食品さまさまです」(神奈川県 50代女性)■冷凍食品はまったく使わない使わない人も自家製の冷凍食品を入れている人もいました。冷凍食品をいれてもいれなくても、空っぽのお弁当箱で戻ってくることが、ママはいちばんうれしいようです。「入れたことありません。子どもは2人とも冷食を食べてくれません。たまには使いたいのですが、いつもきれいに食べてくれるので、手作り頑張っています」(茨城県 40代女性)「自家製のひじきや切り干し大根、かぼちゃ煮などをお弁当用のシリコンカップに小分けして、冷凍しているものを入れます」(愛知県 40代女性)Q.【リクエスト】お弁当に冷凍食品、どのくらい入れている?集計期間:2016.05.27〜2016.06.10アンケート回答数:12142件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年09月30日秋になると、部屋の中に何やらころころ…。子どもが拾ってきたどんぐりが、あちらこちらに転がっていたりしますよね。小さくて、まるくて、つやつやしたどんぐりは子どもの「集めたい欲」を刺激するだけでなく、姿を見るだけでなんだかほっこり(笑)今回は 絵本ナビ 協力のもと、愛らしさ満点のどんぐりを題材にした絵本を集めてみました。■どんぐりころちゃん作・みなみじゅんこ/出版社:アリス館 「どんぐりころちゃん」(絵本ナビ紹介ページ) どんぐりといえば、ちょこんと頭にのったぼうしがかわいらしい印象がありますが、この絵本に出てくるどんぐりはぼうしを逆さまにして、踏み台にしている姿がとてもキュート! 描きこまない素朴な表情ながら「みんなで楽しもう!」という温かい世界観が広がっています。地面に落ちたどんぐりたちは、色や形や大きさなど微妙な違いがあることにも感心。巻末には歌って遊べる楽譜と遊び方が付いているので、親子での手遊びにもおすすめ。まだ、どんぐりを知らない0歳児から楽しめる、愛らしいどんぐり絵本です。■どんぐりむらのぼうしやさん作・絵:なかや みわ/出版社:学研 「どんぐりむらのぼうしやさん」(絵本ナビ紹介ページ) のっぽの「ぽー」、ちいさな「ちい」、くるくるまきげの「くりん」。3つぶで切り盛りしているのは「ぼうしやさん」。売れなくなってしまったぼうしを売るため、別の街に売りにいく3つぶたち。そこで、ねずみのお母さんが買ってくれた4つの同じぼうし。「どうして同じものを買うの?」と思った3つぶが、ねずみ母さんの後をつけていくと…。そこで自分たちのぼうしには足りなかった「あること」に気付きます。ぼうしひとつひとつのデザインにまで気を配る作家さんの愛情を感じる絵本。どんぐりを「1人」ではなく「1つぶ」と数えているのも、なんだか新鮮です。 ■まいごのどんぐり 作:松成 真理子/出版社:童心社 「まいごのどんぐり」(絵本ナビ紹介ページ) コウくんから「ケーキ」と名付けられた木の子ども、どんぐり。コウくんと一緒にかけっこしたり、散歩したり、泳いだり…。そんなある日、まいごになってしまったどんぐりをコウくんは一生懸命探します。どんぐりも見つけてもらおうと一生懸命です。そのうち舞い降りてくる落ち葉の中で眠り込んでしまったどんぐりが、明るい日差しで目を覚ましたとき、目にしたものとは…。変わらない愛情、消えない絆。年月をへてもなお、そこにある何かを感じさせる名作絵本です。■どんぐりころころ おやまへかえるだいさくせん作・絵:スギヤマ カナヨ/出版社:赤ちゃんとママ社 「どんぐりころころ おやまへかえるだいさくせん」(絵本ナビ紹介ページ) 「どんぐりころころ、どんぐりこ~」というフレーズなら、一度は口にしたことがありますよね。童謡「どんぐりころころ」は実は2番まであって、最後は「お山が恋しい」とどんぐりが泣き、どじょうが困ってしまう… という終わり方をしています。では、その後はどうなったのでしょう? そんな疑問を解決してくれるのがこちらの絵本。うちが恋しいどんぐりのため、お池の仲間がしたこととは…。おなじみの童謡が、小さなどんぐりをテーマにしているとは思えないほど、わくわくドキドキの壮大な大冒険物語へと進化をとげた一冊です。ただ愛らしいだけでなく、大人の心をもグッとつかむ「大切なこと」や「変わらないもの」を教えてくれる、どんぐり絵本。童謡の続きを絵本にしてしまう発想も、とてもおもしろいですね。道のすみっこで出会いを待っているどんぐりたち。今すぐ親子で、会いにいってみませんか?データ協力: 絵本ナビ
2016年09月29日「明日からあなたはママです!」。そう言われて突然ママになれる人なんて、きっと誰一人居ないのかもしれません。これは、母業にかぎったことではありません。仕事で役職がついたり、経験したことのない業務を担当することになったり…。とにかく初めての仕事が自分に降りかかってくるのですから、不安になるのはごく自然なことです。多くの女性たちから支持を得ている妊娠・出産エッセイマンガ「れもん、うむもん!――そして、ママになる――」の作者・はるな檸檬さんも、妊娠が発覚したとき、喜びよりよりも「やばい! お金はいくら必要? ついに始まるぞ…! ってかあたし、ちゃんと母親になれるの…?」そんな不安が一気に訪れたとか。そして、何もかもが妊娠前に想像していたものとは違い「おもてたんとちがう」の連続だったのです。■おもてたんとちがう1 笑顔でお腹を撫でるはずが、常に気持ち悪いってどういうこと!?「妊婦さんって、微笑ましく大きなお腹をさすって買い物をしている幸せいっぱいのイメージを持っていたんですけど、私は何かしら食べていないと気持ち悪くなってしまう“食べづわり”がひどくって。自宅で作業している時は、しょっ中気持ち悪くなっちゃって『うおぉぉぉえっ』と大きな声を上げていましたね(笑)」。とリアルに再現してくださったはるな檸檬さん。妊婦にとって、気持ち悪くなるタイミングは予測不可能。しかし、はるなさんは周りに気を遣わせるのが申し訳なく、周囲に心配されても「まあ大丈夫です!」と答えてしまっていたと話します。「妊婦になるって、“動物にかえる”ようなことだと感じました。普段の生活だったら、ちょっと頭が痛くなったら頭痛薬を飲む、寒気がしたら風邪薬を飲む…とある程度対処方法が決まっていて、そうすればほとんどの場合問題が解決できる。だけど妊婦は、一瞬先も分からない上に、対処方法もよく分からない。自分の状態が他の誰とも違うから、世の中にあるデータが役に立たない。とにかく目の前の事態に、瞬間瞬間で対応していかなければならない。それは、人間社会の常識を飛び出して、動物として振る舞うような感じでした。感覚で生きる、みたいな」。確かに、妊婦さんの体調を定義することは難しい。安定期に入ればつわりがなくなる人は確率的には多いけれど、そうでない人も大勢いる。データはあくまでデータでしかなく、妊婦も胎児も一人ひとりが違う状況を迎えるのです。■おもてたんとちがう2 大人なのにスケジュールが立てられない朝になったら起きて、時間通りに出社して、夜は暗くなったら寝るなんて、大人には当たり前の毎日。しかし、妊娠すると状況はガラリと変わってしまう。突然訪れるつわりやだるさに、猛烈な眠気…やろうと思っていた仕事も思った通りに出来ず、あらゆることが計画通りには進みません。「寝たい時に寝て、お腹が空いたらおっぱいを飲んで…。子どもと一緒に過ごしていると、これが生き物としての本来の姿なんだなとは思いますが、私は毎日のスケジュールをしっかりと立てたい性格上、締め切りに追われながら仕事をしているのに、突然つわりが来るのはなかなか憂鬱な日々でした」。■おもてたんとちがう3 本当にお腹切るの?まだまだ「おもてたんとちがう」出来事が訪れます。それは逆子問題。これまでの人生で、ほとんど病気にかからず生きてきたからこそ「逆子もいつか治るだろう」。そう思っていたはるなさん。しかし、何度エコーを見ても逆子、逆子、逆子…。最後の検診の日、あっさりと帝王切開で出産することが決まってしまうのです。そして、ついに出産日当日。病室を出て手術台に上がるところから描かれた出産シーンは緊張感がリアルに描かれ、読んでいるこちらまでドキドキしてしまいます。手術は無事終わり、ボロボロと涙を流しながら、わが子と対面。女の子だと思っていた赤ちゃんは、まさかの男の子だったのです。おもてたんとちがう4 産後の自分はまるで別人はるなさんは手術後の自分をこう振り返っています。「体力の消耗がハンパじゃなくて放心状態でした。横にあるリップクリームを取るのも辛くて、まるで自分の体じゃないみたい。その事実にショックで『こんなに動けないんだ』と驚き、精神的に凹んでしまいました。とにかく悲しくて、手術後の体と出産後の胸の張りが痛くて、でもやらなければいけないこと、分からないことも膨大。そんな状況に恐怖を感じたんです」。母になったのだから、あれも、これも、ちゃんとやらなきゃ…。そんな思いはあるものの、産後は心も体もその思いについていけないもの。初めての出産を経験した人の誰もが直面する悩みです。「出産をした女の人が最終的に強くなる理由が良くわかりました。いちいち悲しんでいる暇がないからなんですよね。まるで修行だと思いました。しばらくすると痛みも悲しみも忘れちゃう人が多いらしいですが、私は絶対に忘れてなんかやりません…!」おもてたんとちがう5 実の母は「並走者」ではなく「応援者」だった…!そして、一番読者からの反響があったシーン、それは、娘を助けるべく宮崎から東京へ飛行機でやってきてくれた実のお母さんを、なんと3日でとんぼがえりさせてしまうというエピソード。「手伝ってくれるのにどうして?」と思ってしまうけれど、実はこのシーンに共感する人はとにかく多いのです。「例えば私がマラソン選手だとしたら、私は母に横で併走してくれることを期待していたんですね。必要となればすぐに『ハイ、水!』『ハイ、タオル!』と差し出してくれるようなイメージ。しかし、母の認識は全く違って、応援席からメガホン持って応援するつもりで来ていた、というか。もちろんご飯を作ってくれたし、助けてくれようとしていたのですが、私の期待とは違う、どこか第三者的な対応で。そこの認識のズレが喧嘩の原因だったと今は冷静に思いますが…当時は私もヒステリックになっちゃって」。助けて欲しいのに、思うように助けてくれない。産後でホルモンバランスが崩れている中、言いたいことが言えてしまう身内だからこそ、苛立ちを隠せない人は意外と多いもの。その結果、はるなさんは夫婦2人で育児をスタートすることになりました。しかし、眠れない日々は辛いものの、旦那さんと2人だけで必死に子どもに向き合っていくうちに、「模範的な母でいなければ」という気持ちは自然と消えていったのでした。おもてたんとちがう6 わが子の可愛さにエクソシスト走り!激動の妊娠・出産を経て息子さんも大きくなった今。「子育ては楽しいですか?」と伺ってみると…「もぉーーーー、かわいくてやばいんですよ。四六時中かわいくって!」とさっきまでの話とは打って変わって顔がほころんだはるなさん。そのかわいさは、ついついエクソシスト走りしてしまいそうなほどだそう(笑)「日に日にかわいくなっていって、最高の両思いだと思っています。それにしても、ボロボロ泣いていた時期を経て、こんなに幸せになっちゃうんだ、と自分でも驚きます」と話してくれました。あんなに苦しかった日々も、子どものかわいさがここまで人を変えてしまうのだから、「子育てはとっても楽しい!」そう思わずにはいられません。そして、幸せな日々がやってきたからこそ、はるなさんは辛かった時期の気持ちを忘れず、これから妊娠・出産する女性へこんな想いを届けたかったと、「まえがき」に綴っています。出産について描くのであれば、願わくば泣いているお母さんの横で、肩を抱いて一緒に泣くようなそういうものを描きたい、と思いました。出典: 「れもん、うむもん!――そして、ママになる――」まえがきより(新潮社) 母になる道のりは、消して平坦なものではありません。それもそのはず、こんなにも「おもてたんとちがう」出来事が次々と訪れるのだから。「れもん、うむもん!――そして、ママになる――」に描かれている、育児書にはないリアルな妊娠・出産記がそのことを教えてくれました。(取材/ウーマンエキサイト編集部 石上有理)「れもん、うむもん!――そして、ママになる――」著/はるな檸檬(新潮社)
2016年09月29日今や子どもの生活で切っても切りはなせないゲーム。自分たちは親世代に「ゲームはダメ!」と頭ごなしに言われてきたかもしれませんが、今ではゲーマー世代が親に。楽しさを知っているだけに、子どもにどんなルールを作るべきか、頭を悩ませている親が続出しています。Q.お子さまのゲーム時間、どれくらい?1.30分未満 13.1%2.30分以上1時間未満 28.2%3.1時間以上1時間30分未満 23.1%4.1時間30分以上 25.4%5.ゲームをしない・その他 10.1%1回のゲーム時間について調査したところ、「30分以上1時間未満」「1時間以上1時間30分未満」「1時間30分以上」がほぼ同じ割合に。多くのママたちがゲームとの付き合い方について迷っているようです。■制限をしなければずっとやってしまう怖さ子どもにとっては中毒性のあるゲーム。親がルールや制限をもうけなければずっとやり続けてしまうのが現実です。「ほっておいたら何時間でもやっています。困っています。」(美付県 40代女性)「ゲームをするときの決まりはありますが、時間を見て声かけをしないと夢中になっているのでいつまでもやっているので難しいですね」(茨城県 40代女性)「外食に行くと家族で座っている中に子どもがゲームに夢中になっている姿をよく見かけます。ここまで持ってこなくでもよくない?と端から見て思うのですが。そのうち欲しがるのかと思うと、そのときが怖い気がします」(千葉県 40代女性) ■ルールは家庭でそれぞれ。時間以外の考え方も単純に時間で決めるというだけでなく、やるべきことが終わっていればOKという考えも。子どもとゲームのルールについて話し合ってみるのも効果的なようです。「うちでは小学生の子には宿題や支度がしっかり終わったら夕方5時までならOKとしています」(神奈川県 50代女性)「うちも暇さえあればしていました。でも、時間をお互いで決めてから守れないときには1週間没収しました。そうしたら最近では守れるようになってきました。一方的に決めるより、一緒にルールを決めるといいかもしれません」(大阪府 40代女性)「自分がゲーム世代なのでゲームの楽しさも知っているため、子どもに強くは言えません。メリハリがつくようにやらせてあげています。ガミガミ言うのは逆効果なので、やることをちゃんとやったらゲームもさせてあげています」(千葉県 30代女性)■IT関係者にはゲーマーが多い!?IT企業がこれだけ成長しており、小学校でのプログラミングの必修化も目前の今、ゲームを全くさせないというのも時代錯誤かも。将来役に立つこともあるのかもしれません。「IT関係にお勤めの友人が『周りの人はみんな小さいころからゲームしてばっかりだった人たち』という話を聞いてから少しゆるくなりました」(鳥取県 40代女性)Q.お子さまのゲーム時間、どれくらい?集計期間:2016.05.19〜2016.05.26アンケート回答数:11154件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年09月29日しつけの中でも食事中のマナーは厳しくしているという人が多数いました。その理由は、自分が大人になってから困った経験があったり、もしくは周りの大人で食べ方が気になる人を見たことがあるから。最近のパパやママが、どれくらい子ども食事のしつけについて厳しくしているかをみてみましょう。Q.お子さまの食事のしつけ、どうしてる?1.箸づかい 22.5%2.姿勢やひじをつかせない 57.0%3.口の中にものを入れながら話さない 9.2%4.嫌いなものを残さない 7.1%5.その他・特にない 4.2%食事のマナーで一番意識してしつけをしたことの1位は「姿勢やひじをつかせない」に。毎日のことなので小さいうちから習慣づけたいと、ママたちの熱い声が集まりました。■食事のマナーがよくない大人になってほしくない厳しくしつけていると答えた人は、身近な人や今まで出会った人の中に、食事のマナーが良くなかった人がいるようです。あの人のようにはなってほしくない…という思いが、子どものしつけにつながっているようです。「会社の食堂で男性上司と一緒になるとき、マナーが良くない食べ方をみると本当にガッカリします。そういったマナーを周りの人たちはとても見ています。しつけは大切だと思います」(福島県 40代女性)「姿勢は一番に注意しますね。他には、手を添える、音を立てない、立ち上がらない。基本かと思います」(茨城県 40代女性)「小さい頃からしつけないと大人になってから子どもが恥ずかしい思いをすると思います」(静岡県 40代女性) ■日本人ならお箸をきれいに使える人に箸を使うということに日本人らしさや、日本の文化を重ね合わせているようです。大きくなってから直すのはなかなか難しいので、最初に覚えるときがカギになりそうです。「どれも大切ですが、日本人ですからまずは箸をきれいに持つことです。箸がきれいに使えれば、ひじをつくこともありません。高校生になりましたが、クラスの友だちで箸をきれいに使える人が少ないといいます。『フォークやスプーンじゃないんだよ。カッコ悪いよな〜』とつぶやいています。」(神奈川県 50代女性)「日本人ですから、まずは、お箸を正しく持ち、使えるようにさせました」(神奈川県 40代女性)■親の姿を見て自然に身につくもの注意することも必要ですが、親の姿を見て子どもは育つもの。まずは、正しいマナーで親が食事をすることが大切。もう一度、自分自身の食事のマナーについて見直してみましょう。「我が家は特に厳しくしつけることはありませんでした。親を見てなのか、箸の持ち方や食べ方が自然と上手に食べるようになりました。主人も私も好き嫌いなくおいしく食べているので、ほとんどないです」(茨城県 40代女性)Q.お子さまの食事のしつけ、どうしてる?集計期間:2016.05.06〜2016.05.20アンケート回答数:9274件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年09月28日初めての育児をするママが育児グッズを用意するとき、抱っこ紐を選ぶかスリングにするか、それともおんぶ紐がいいのか、なかなか判断がつきませんよね。安全性の高さはもちろんですが、ママへの負担も気になるところです。そこで今回は、それぞれのメリットとデメリットをまとめてみました。■ママも子どもも安心できる「抱っこ紐」抱っこ紐は、子どもを抱いている実感をダイレクトに味わうことができ、何よりも子どもの顔が見れ、様子がわかるのが一番のメリット。抱っこしたまま椅子に座ることもできるので、電車などの移動にも便利です。最近では、ママの腰への負担を軽くするベルトが装着されているタイプが多く、長時間の抱っこにも最適。また、男性が使っても恥ずかしくないシンプルなデザインが登場し、夫婦で共用できるものが増えてきました。ブランドによっては、おんぶ紐と兼用できるタイプも登場しています。しかし、丈夫な作りのものほど安定感がある分着脱が面倒で、パパやママがトイレに行くときに少し大変な思いをすることも。また、ただでさえ胸にあせもができやすい授乳期に使う場合は要注意。夏場は蒸れて熱がこもってしまうので、メッシュ素材を選ぶなどの対策が必要です。■清潔に使える「スリング」これまでは抱っこ紐とおんぶ紐、この2つの選択肢が主流でしたが、数年前からスリングが加わりました。密着度が高いうえに、布製品が主流なので持ち運びや洗濯しやすいというメリットがあります。装着しやすく、パパに代わってもらうときも抱っこしたまま渡せるので、家でもお出かけ先でも便利。おしゃれなデザインがたくさんあるのも注目です。そんなスリングにも、デメリットがあります。それは、使い方が意外と難しいこと。「初めて使うときにはリングへの通し方がわからなかった」「なかなか安定しない」といった声も聞かれます。間違ったまま使用していると、子どもの股関節が脱臼してしまう可能性も。説明書をよく読み、先輩ママから教わるなどして、正しい装着方法を事前に学んでおきましょう。 ■家事をするなら「おんぶ紐」が便利おんぶ紐の大きなメリットといえば、子どもを背負ったまま家事ができること。ママの背中にいれば安心してくれるし、目を離すことなく掃除や料理に取り組めて便利です。昔は名前の通り「紐」のようなもので背負っていたので、胸の前でクロスするタイプが主流でした。これではバストの形が強調されてしまうので、イマドキのママたちは避けているかもしれません。しかし、最近ではリュックのように背負うタイプなども登場しています。ウレタンやパッドが入ったものを選べば、子どもも居心地がよく、ママの肩への負担も軽減できるでしょう。おんぶ紐のデメリットは、子どもの様子が直接見れないこと。家の中では良いとしても、買いもの中や人ごみの中では、子どもがケガをしたりしないかという不安があるかもしれません。それぞれにメリット、デメリットがありますが、そうした注意点を踏まえて選ぶのがいいのではないでしょうか。オススメは、抱っこ紐とおんぶ紐の兼用タイプをメインで使うこと。スリングは育児に慣れたころにそろえてもいいかもしれません。藤井蒼(OFFICE-SANGA)
2016年09月26日どんなにかわいい我が子でも、いつまでも泣きつづけられたらママもお手上げ。ときにはぎゃんぎゃん泣く声を聞くだけでイライラするし、気持ちもどっと疲れてしまうことはありませんか?ほんの少しだけ心がけを変えてみると、泣き声に対するストレスを感じにくくなるかもしれません。今回は、泣き声への耐性UP方法を紹介します。■声を出して笑ってみよう!子どもがぐずりだしたり、泣きはじめたりしたときに、ママがすぐ怒ってしまうと、子どもは「自分をわかってくれない」とパニックになりやすく逆効果です。まずはカラ笑いでいいので、ママ自身も「あははは」と声を出して笑ってみましょう。笑うことで、「イライラ」がおさえられ、頭のなかでは「子どもが泣くときも育児は楽しい」と思えるようになるかもしれません。子どももママがニコニコしていると安心するので、感情が安定してくるでしょう。■泣いたらぎゅーっと抱きしめて子どもを早く泣きやませるためには、安心感を伝えてあげることが大切です。「ママは自分のそばにいてくれる。自分を受けとめてくれる」と思えるように、泣いたときはぎゅっと抱きしめてあげましょう。子どもを抱くことでスキンシップの機会が自然に増え、さらには愛情ホルモンと呼ばれる「オキシトシン」という脳内物質が分泌されます。このオキシトシンには、安らぎや幸福感を高める効果があるそうです。■声に出して子どもの気持ちを代弁する子どもが泣いたときは、どうして泣いてしまったのか、一緒に考えてあげましょう。転んでしまって痛くて泣いているのか、やりたいことを失敗して悲しくて泣いているのか。このときにママが「痛かったね」「嫌だったね」と、子どもの気持ちを代弁しながら、「ママはわかっているよ」というメッセージを伝えてあげましょう。■ときにはママの気持ちを言ってもOK!ママが「どうしたらいいのかわからない」と言うことで、子どもも少しずつ「泣く」以外の伝達方法を考えるように。嫌だったものを指でさしたり、「あれ」と言葉で伝えようとしたり、自分の感情表現を学んでいきます。なにより、実際に「どうしたらいいのかわからない」ことは多々あると思います。そんなときは、ママの気持ちを正直に出して大丈夫。ストレス対策のひとつとして試してみてください。子どもの泣き声にイラついてしまうことは誰にでもあります。イライラを減らせるきっかけを見つけて、少しでも気持ちが楽になれるといいですね。
2016年09月26日塾といえば、一昔前は高校生が大学受験のために行くものがメインでした。ところが今では低年齢化しているようです。もっとも塾に行っているのは中学生。そして、驚くことに小学1年生でも20%の子どもが塾に通っていることがわかりました。Q.現在、子どもを塾に行かせていますか?1.行かせている 31.5%2.行かせていない 68.5%子どもの年齢に関係なく全体としてみると、3割の子どもが塾に行っているという結果になりました。3人のうち2人が塾に行っていないことになります。では、小学生・中学生・高校生別だとどうなるのでしょうか?■なんと小1でも20%が塾に行っていた!小学1年生でも塾に行っている子どもが20.5%も。小学生全体では27.1%が塾に通っていることがわかりました。学年による急激な増加は見られず、1年生から6年生まで一定数が塾通いをしているというのが、今どきの小学生のようです。通っていない人の多くの意見は、「学校の勉強で十分」「まだ早いと思う」というものでした。「出来るという自信を持たせたい。それによって、学校での授業も余裕をもって受けられると思うから」(福島県 40代女性)「英語の塾に行かせてます。これから授業に英語が入るので、早めに英語を習わせました」(埼玉県 30代女性)「両親共働きで送迎困難なため、本人が通いたい意志もないためいかせていない」(岩手県 30代女性)■中学生になると約半数が塾通い高校受験が目の前に立ちはだかる中学生時代は約半数の51.8%が塾に通っており、世代別にみてもっとも塾に通う子どもが多いことがわかりました。学力を上げるということだけでなく、入試情報や、受験対策として塾にメリットを感じているようです。「今の高校入試が自分たちの時と全然違うので偏差値や対策を知るために必須だと考えてます」(神奈川県 40代女性)「受験生なのに勉強に対する頑張りどころか危機感がまるでないので、頑張っているお友達の頑張りが刺激になるといいなと思った。」(千葉県 50代女性)「本人の自己診断で勉強に付いていけなくなった時か、成績が目に見えて落ちてきたら考え様と思ってます」(埼玉県 50代女性)■意外!高校生の塾通いは3割に高校生になると塾通いは一気に減って29.9%まで減少。子どもの意思が優先されるようで、やる気がある子は通っているが、やる気がない子に通わせても無駄ということも。「行かせても効果がないから。結局のところ子供のやる気次第なので、やる気のないものにお金を出しても無駄」(千葉県 40代女性)「行かせていた塾が中学生までの塾だったので、高校受験が終わって、そのまま塾は卒業。高校では義務教育ではないので、本人の頑張りに任せますが、塾代が高くて、もう塾はこりごりと思っています」(神奈川県 30代女性)勉強の習慣づけや受験情報など塾に通うことのメリットを感じつつ、金銭的な理由で通わせていないという人が多数いました。必ず希望校に合格できるという保証がない中で、塾代にどこまでお金をかけられるかはかなり難しい問題です。Q.現在、子どもを塾に行かせていますか?集計期間:2016.08.30〜2016.09.06アンケート回答数:6578件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年09月26日女性の活躍推進にひもづき男性の子育て参加の重要性がさけばれていても、パパの育休取得率は平成26年度で約2%(※)と、まだまだ低いのが現状です。制度も整ってきているはずなのに、なぜこれほどまでに男性の育休取得率が低いのでしょう。その理由を探るべく、お勤め先で男性として初の育休取得を経験した佐藤さん(仮/42歳)に、育休取得までの道のりから知っておきたい育休中のお金事情、そしてこれから育休をとりたいパパに向けてのアドバイスまでお聞きしました。 ※「平成26年度雇用均等基本調査」の結果概要(27年8月厚生労働省発表)より 「戻ってきたとき、いまのポジションがあるとは限らない」といわれた育休取得結婚後、子どもが生まれても単身赴任や出張で家を空けることが多く、家族との時間がじゅうぶんにとれない生活を送っていた佐藤さん。そんななか、産後も仕事を続けているおくさまがふたり目を妊娠します。「下の子が生まれるのをきっかけに、これまでできなかった妻や上の子のフォローをしたい」と考えた佐藤さんは、育休取得を決意します。しかし、会社には男性の育休制度が整っておらず、会社に制度の整備を打診するところからのスタートだったといいます。このとき、佐藤さんはあえて直属の上司ではなく、より決裁権が高く、理解してもらえそうなもっと上の管理職に直談判しました。男性の育休制度を整える会社としてのメリットや、育休前後の具体的な業務の割り振り、トラブル対応などを用意したうえで説得にあたった結果、制度が整い、社内初の育休取得が認められます。育休期間は、3ヶ月間。長く仕事から離れることへの不安や、周囲の反応が気にならなかったのかお聞きすると、「前例がないことなので、不安がなかったといえばうそになりますし、直属の上司や同僚が快く思っていないことも、伝わってきました。違う部署の人からは、育休明けに同じポジションがあるとは思えない、ともいわれましたし。ただ、何でも初めてのことにはハードルがあるもので、周囲からの風当たりが強くなるのも仕方がないと思うのです。だからこそ、育休前はとりわけ仕事に力を入れ、休んでいる間もスムーズに仕事が回るよう引き継ぎ準備をし、育休明けにはさらによい結果を出すなど、行動で示すしかないと思っていました」と佐藤さん。仕事に取り組む姿勢や具体的な行動で、周囲に認めてもらう。この心構えが、育休を取得したい男性にとって大切なのかもしれません。3ヶ月間収入ゼロに! 育休にまつわる意外な盲点会社でのハードルを乗り越え、おくさまの出産とともに育休に入った佐藤さん。ここでもうひとつの壁に直面します。それが、育休中の収入でした。雇用保険から支給される育休の手当(育児休業給付金)の手続きは、会社がおこなうのが一般的です。佐藤さんの場合、実際の育休期間が確定、つまり「ここまで休みました」という事実ができてから会社が申請する流れだったため、育休期間中に給付されることはなく、おくさまの育休も重なった3ヶ月間は収入がゼロになったのです。佐藤さんは「育休中の生活費を計画的に備えておかないと、キツイかもしれませんね。また、会社によって手続きの方法が違うと思いますので、事前にしっかり把握しておくことも大切だと思います」とおっしゃいます。また、育児休業給付金は、休暇に入る前の6ヶ月の支給額をもとに算出されます(2016年9月現在)。この間の給与が多いほど支給額が増えるケースもあれば、もともと給与が高い人は上限額までしか支給されない場合もあります。もうひとつお金に絡んだ話をすると、会社によっては育休期間が、ボーナスや退職金に影響することも考えられます。育休取得を考えている男性は、これらも頭の片隅においておけるとよさそうです。さまざまな壁はあるけれど…。パパの育休、実際どうだった?佐藤さんへの取材で、手放しでウェルカムとはいかない会社の雰囲気、収入減や退職金への影響といった現実的なお金の話など、男性の育休取得がいまひとつ浸透しない要因がなんとなく見えた気がします。それでも、実際に育休を経験したからこそ得たこと、気づいたことがたくさんあるんです、と佐藤さん。「それまでは単身赴任をしていたこともあり、家族と向き合う時間が本当に少なかったんです。それが3ヶ月間の育休で、妻が日頃してくれていること、そして日に日に成長する子どもの姿を間近でみることで、あらためて家族について考えることができました。自分がどうあったら幸せか、と問うたとき、やはり“中心に家族ありき”の幸せだということが、わかりました。あとは、妻との老後を具体的にイメージすることができたのも大きいです。家族のありかた、夫婦のありかたをじっくり考える貴重な期間でした。男性の育休3ヶ月というと長いと思われますが、人生というロングスパンでみると、たった3ヶ月。そこで濃密な時間を持てたことは、私にとって財産です」最後に、これから育休を取得したいと考えるパパへのアドバイスもいただきました。「どんなに制度が整い会社の後押しがあったとしても、誰にも迷惑をかけず、やっかまれることなく育休をとるのは、不可能だと思うのです。だから、何を言われても自分が決めたことだから、と、ある意味開き直れる胆力の強さと、当たり前かもしれませんが育休後の働きかたを含めて、会社に欠かせない存在だと思ってもらえるよう日頃から仕事に取り組み、土壌づくりをしておくことが大切だと思います」平成26年度から、育児休業給付金の支給率が50%から67%に引き上げられるなど、パパの育休取得のハードルは下がりつつあります。必要なのは、会社や周囲に理解してもらうための日頃の行動と、パパ自身が一歩踏み出す勇気なのかもしれません。
2016年09月24日慣れない育児を家族にサポートしてもらいながら、産後の体を回復させることができるなど、新米ママにとって心強い「里帰り出産」。その反面で、思わぬトラブルが起きるケースもあるようです。実際に里帰り出産によるトラブルを経験したママの声を元に、“里帰り出産”について考えてみましょう。■どうしてこうなるの…里帰り出産に多い「母親との関係悪化」友だちのように仲の良い親子だったのに、どうしてこんなことに…。里帰り出産でのトラブルのひとつが、実の母親とのもめごとです。娘の役に立ちたいという思いから、必要以上に自分の考え方を押しつけてしまう母親が多いようです。実際に、里帰り出産で母親と衝突した経験があるママの意見を聞いてみました。・赤ちゃんが泣き止まないと「ママは下手くそだねー」と言われて腹が立った(32歳)・授乳の時間が決まっているのに、子どもが泣くたびに「おっぱいをあげろ」としつこく言ってくる(33歳)・機嫌のいいときだけ抱いて、泣きだしたら押しつけてきた(30歳)・子どもが寝かけているのに抱いたり話しかけたりしてくる。母の声で子どもが起きたら、寝かしつけが下手だと言われた(32歳)なかでも、最も多かったのが「あなた(娘)のときはこうだったから、この子(孫)もきっとこうよ」と自分の経験を押しつけてくるパターン。自分の経験に絶対的な自信を持っているため、娘の行動にダメ出しをしてしまう母親が多いようです。育児を助けてもらうつもりが、母親との意見の食いちがいでけんかになったり、思わぬ言動の数々に失望したり不信感を抱いたりしてしまうのです。■あえて里帰り出産を選ばない女性たちの意見は?里帰り出産が当たり前だった世の中ですが、最近はあえて里帰り出産を選ばない女性も増えています。・最初に楽をしていると、自宅に帰ったときに大変と感じてしまいそうだから。(33歳)・パパ側のおじいちゃんおばあちゃんにも気兼ねなく会わせてあげたいので、出産後は自宅で過ごすことにしました。(33歳)・一番最初から夫婦二人で子育てをしたいから。(30歳)・里帰り中、パパが浮気しないか心配だから。(33歳)里帰りを終えれば、家事や育児はすべて自分が行わなければなりません。当たり前だった家族のサポートがなくなり、今度は子育て素人のパパとの生活がスタートします。夜間の授乳の際にすやすや寝ているパパを見てイライラしたり、モタモタするパパの態度に失望したり。気持ちが不安定になって精神的に追い詰められ、夫婦関係に影響をおよぼす可能性もあるかもしれません。それなら最初から自宅で過ごし、試行錯誤しながら夫婦二人で育児に奮闘する方法を選択するという人もいるようです。■選ぶのはママ自身! 生活スタイルに合わせてパパと相談をもちろん、里帰り出産には良いこともたくさんあります。臨月になればお腹の重さもピーク! 前駆陣痛がはじまったり、むくみがひどくなったりして体調に不安を抱える時期でもあります。実家に里帰りしていれば家事などを行う必要もなく、ゆっくりとお産を待てます。また、産後は夜間の頻回授乳や夜泣きで十分な睡眠がとれないことの多いもの。実家にいれば、少しの間家族に預かってもらって、自分の気持ちや体を休めることができます。家族のサポートを通して、改めて家族の大切さに気づき、親子の絆が深まることでしょう。そして母になった責任感を再確認するきっかけにもなります。里帰り出産をするかどうかを選ぶのはママ自身。誰に言われることもなく、自分自身がベストだと思う環境で育児をスタートさせることが大切と言えそうです。(マムズラボ)
2016年09月24日謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話
yopipiのプチプラコーデ〜ときどき育児日記〜
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々