レディ・ガガも実践!医学博士チョプラ氏が教える【正しい食べ方】
食事のとき、食べることについてどのくらい意識をしていますか?毎日のことで特に意識することなく、なんとなく食べているという方も多いのではないでしょうか。
「なんとなく食べている」と、どうしても食べ過ぎてしまったり、なかなかダイエットが成功しないこともありますよね。そんな悩みを持っている方は、ディーパック・チョプラ氏の提唱する「正しい食べ方」を参考に、一度「食べる」ということについてよく考えてみましょう。
セレブリティのメンターとしても活躍する医学博士
Deepak Chopraさん(@deepakchopra)が投稿した写真 – 2016 1月 12 3:36午前 PST
ディーパック・チョプラ氏はインド出身、現在はアメリカで活動している医学博士で、心や体の健康に関する著書はいくつもベストセラーとなっています。西洋医学と東洋医学を統合し、心と体のバランスをとることで体内の調子を整えるための施設、「チョプラセンター」の創設者でもあります。
レディ・ガガはチョプラ氏について「自分が最も影響を受けた人物」と語っており、クリントン元大統領やミランダ・カーなど多くのセレブリティから医学博士のディーパック・チョプラ氏の理論は支持されています。
ダイエットが上手くいかない方や食生活に悩みがあるという方は、博士の提唱する「正しい食べ方」に食生活改善のヒントが見つかるかもしれません。
その食欲の原因は心にある!?
ご飯をちゃんと食べたのに、おなかは空いていないのに……なぜだか無意識に食べ物に手が伸びてしまうことはありませんか?
博士によるとそれには心が関係しているとのこと。
心に不安や不満があると、人は無意識に食べ物に手が伸びてしまいます。食べるものを変えるのではなく、まず心を変える必要があるようです。心の不満がなくなると、自然と暴飲暴食が減ってくるとのこと。
ストレス解消にやけ食いをしてしまうのはなぜでしょう?悪い食習慣の大半は、「何のために何を食べるのか」を意識していないときに無意識にとってしまう行動です。まずは、これらの無意識な行動を意識的に認識することからはじめましょう。本当におなかが空いていますか?
何かを食べたくなったときに、本当におなかが空いているのかどうか自問してみてください。不安やストレス、寂しさなど何かを埋めるための不必要な飲食ではありませんか?
以下のようなポイントを念頭に、「自分は今最適な決断をしているのか?」と自分の選択を意識してみることからはじめてみましょう。
クセで食べている
本当に今おなかが空いていますか?何かを口に入れたいだけではありませんか?おなかは空いてないのにお菓子を食べることが習慣になっているという方も多いのではないでしょうか?
甘いものでストレス解消
甘くて美味しいスイーツを食べるとしあわせになりますよね。
甘いものはストレスを解消してくれることもあります。しかし、体にとってはどうでしょうか?
甘いものを食べてしあわせな気分になるのは悪いことではありません。適量で適度な頻度であればです。本当に今の自分が食べるべきものなのか、適量と言える範囲かよく考えてみてください。
体のためではない、不必要な飲食だと判断したら、水を飲む、メールをする、ストレッチをするなどして、食欲からいったん意識をそらしてみましょう。心の不満から生じる食欲はいったん気をそらすことでおさまることが多いです。そこで、実はおなかなんて空いていなかったことに気づきます。
一口一口味わって食事をしていますか?
テレビを見ながら、またはスマホ片手に無意識に食べ物を口に運ぶという食事になっていることが多いのではないでしょうか?これでは正しい食べ方とは言えません。
無意識にただなんとなく食べる食事から、食事に意識を集中する食べ方に変えてみましょう。
ホリスティック栄養学でも、マインドフルイーティングと言われる食事法が推奨されています。機械的に食べ物を口に運ぶのではなく、五感をフルに使って食べることに集中します。香り、食感、味、歯ごたえなど自分のすべての感覚を使って、食べ物を味わう食事法です。食べることに集中し、食事を満喫しましょう。
健康な心と体のために
そして、食事のときは食事に集中し、美味しい食事をじっくりと満喫しましょう。
習慣を変えるには長い時間と繰り返しが必要です。すぐに体重が落ちるダイエットのようにはいかないかもしれませんが、きちんと体の声にこたえる食事ができるようになれば、きっと今より健康になれます。
自分の心と体ときちんと向き合うことで正しい食事方法は自然と身に付いてくるものです。テレビやスマホを消して、一口一口じっくり味わって食べてみることからはじめてみませんか?
参考:『心を満たせばカラダはやせる』ディーパック・チョプラ著サンマーク出版