普通の保湿じゃダメ!? 乾燥の原因は洗顔料やボディソープの使い方にあった!
残暑が厳しい今の時期でも「お風呂あがりに乾燥しやすい」「肌がかゆい」といった、悩みを抱えている人はいませんか?
乳液やクリームなどでしっかり保湿ケアをしているのに、なぜかお肌が乾燥してしまう……。
そんな状態が続いているのであれば、お肌の根本的な対策が必要かもしれませんよ。
本来備わっている、お肌のうるおう力
みなさんは「ラメラ構造」をご存知ですか?お肌がもともと持っている「うるおう力」とも言える、皮膚の角質層にある保湿機能のこと。肌の水分をたくわえる容器のような役割をしています。
ところが、このラメラ構造は外部からの刺激に弱く、乱れたり壊れたりしやすいのです。ラメラ構造が破壊されると水分が蒸発してしまうため、乾燥の原因に。刺激というと何か特別なことと思いがちですが、日常的に行う洗顔や入浴は、ラメラ構造が乱れる代表的なシーンです。
従来のボディ洗浄料はラメラ構造に浸透し、その構造を乱していました。その結果水分が蒸発し、肌の乾燥の原因となっていました。
いくら「保湿によい成分」をお肌に与えても、受け皿となるラメラ構造が壊れていると、水分をたくわえることはできません。また、ラメラ構造が乱れていると、角質層の隙間から水分が過度に出ていってしまうため、お肌は乾燥した状態のままになってしまいます。