今こそ知ってほしい。美しい文化遺産の残る『イラン』の魅力
おめでたいはずの新年。米軍によるイランのソレイマニ司令官殺害をきっかけに、アメリカとイランの間で緊張が高まっています。
アメリカは、日本にいながらにして「身近な国」である一方、イランについては、今回の件で「行ってはいけない危ない国」というイメージを持った方も多いのではと感じます。
しかし、イランは知る人ぞ知る魅力のある国。
今回は、2度のイラン旅行を経てすっかりイランの虜となった私が、観光地としてのイランの魅力をお伝えします。
※現在、外務省海外安全ホームページでは、イランの大部分が「レベル3渡航中止勧告」となっています(2020年1月12日時点)
【魅力①】ひたすらに美しい世界遺産の宝庫
イランには、世界史の教科書にも登場するような、歴史的に重要な文化遺産が数多く存在しています。
こちらは、古代遺跡『ペルセポリス』。砂漠にそびえる巨大な遺跡群に圧倒されます。
紀元前331年にアレクサンダー王によって陥落し、廃墟となりました。
イランの首都テヘランにある『ゴレスタン宮殿』は、18世紀末から20世紀初頭にかけて栄えたカジャール朝の宮殿。
2013年に文化遺産に指定されていて、博物館として宮殿見学ができます。