2016年4月19日 17:16
春の肌荒れの原因は「ストレス」と「紫外線」 - 友利新医師が対策を語る
「ウーマンウェルネス研究会 supported by Kao」はこのほど、「春の肌トラブル」についての調査結果を発表した。同調査は2月19日~22日、首都圏在住の20~50代女性842人を対象にインターネットで実施したもの。
春に肌トラブルを感じたことがあるか尋ねたところ、66.6%が「ある」と回答した。具体的な肌トラブルについて聞くと、最も多いものは「乾燥」(49.0%)、2位は「かゆみ」(48.3%)、3位は「吹き出物」(28.5%)で、「乾燥」と「かゆみ」を感じる人が特に多いことがわかった。
皮膚科専門の友利新先生によると、春は肌のトラブルが増加しやすい季節であるという。「肌トラブルにはさまざまな要因がありますが、特に注意すべき要因として『ストレス』と『紫外線』が挙げられます」。
精神的なストレスを特に感じる時期について尋ねると、「春」(33.5%)を挙げる人が最も多かった。また、ストレスを感じる頻度が多い人ほど、春に肌トラブルを感じる割合が高いこともわかった。
ストレスは自律神経に作用し、緊張モードとなる交感神経が優位になるという。交感神経が優位になると、末梢の血流が悪くなり、美肌のカギといえる"血管力"を低下させることがわかっている。