ビューティ情報『梅雨時期、6割の女性が身体の不調を実感 ‐ 対策は?』

梅雨時期、6割の女性が身体の不調を実感 ‐ 対策は?

梅雨時期、6割の女性が身体の不調を実感 ‐ 対策は?

「ウーマンウェルネス研究会 supported by Kao」はこのほど、梅雨時期に起きる心や身体の不調「梅雨だる」の実態調査の結果を発表した。同調査は3月11日~13日、首都圏在住の20~50代の女性334人を対象にインターネットで実施したもの。

梅雨時期に感じる身体の不調があるか尋ねたところ、「よく感じる」(21.3%)、「時々感じる」(37.4%)をあわせて、58.7%が「ある」と回答した。天候によるストレスを感じる季節について聞くと、最も多かった回答は「梅雨時期(6~7月)」(34.1%)となっている。

東京有明医療大学の川嶋朗教授によると、梅雨の時期に限らず、人間の心と身体は1年中、さまざまな気象ストレスを感じているという。「梅雨時期は気圧が低く、湿度が高い状態が長期間続きます。雨も多く、日照時間も減少する上に、日によっては寒暖差も大きくなる。そのため1年で最も気象ストレスが多い時期であると言えます」。


川嶋教授は、梅雨時期に起きる心や身体の不調「梅雨だる」の主な原因を2つ挙げている。複合的な気象ストレスによる自律神経の乱れと、水分バランスの乱れ="湿邪(しつじゃ)"で、この2つの乱れが梅雨入りから梅雨明けまで続くため、だるさやイライラ、肩こり、むくみといったさまざまな不調が現れるのだという。

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