2016年6月14日 14:42
新しい糖質の摂り方「スローオン」を取り入れたティーパーティーが開催
●「糖質オフ」と「糖質スローオン」の違い
創業130年を超えるフルーツ専門店の老舗・新宿高野とスプーン印のお砂糖でおなじみの三井製糖はこのほど、おいしくヘルシーなコラボ教室「旬な果物で楽しむ“糖質スローオン”でティーパーティー」を、東京都の新宿高野本店にて開催した。
糖質の摂取自体をカットしてしまう「糖質オフ」ではなく、糖質をゆっくりと消化吸収していく「糖質スローオン」という新提案を、おいしいフルーツのレシピとともに学んでいった。
○糖質を極端に制限することのリスク
まずは、三井製糖のシュガービジネス統括本部シュガービジネス推進部商品戦略課に所属し、管理栄養士でもある平手実香氏から、糖質についてのレクチャーが行われた。
近年、「糖質オフ」をはじめ、糖質を過剰に制限するダイエットが流行している。ところが、糖質オフや糖質制限によるダイエットでは、短期的には効果があってもリバウンドしてしまう人が約半数もいるという。やはり、「甘いものや好きなものを我慢するのがつらい」というのが多くの人の本音のようだ。
「糖質は脳と体のエネルギー源で、疲労回復にも効果的なものです。人間は生まれつき、甘い味にひかれるようになっています。