糖質量が気になる! 冷たい麺の太らない食べ方とは?
サニーヘルスはこのほど、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて、調査レポート「夏に美味しい冷たい麺の太らない食べ方」を公開した。
気温が高い夏は、そうめんなどの冷たい麺を食べる機会が多い。しかし、麺類は糖質(炭水化物)の量が多い上に、冷たい料理は内臓を冷やしてしまうため、太りやすいメニューでもあるという。そこで同サイトでは、冷たい麺類の太りにくい食べ方を4つ紹介している。
1点目は、食物繊維を摂(と)ること。そうめんや冷やし中華などに代表される冷たい麺は、小麦粉が原料であることがほとんどで、血糖値の上昇スピードが速く太りやすいという。血糖値が上がるとすい臓からインシュリンが分泌され、糖をエネルギーとして筋肉や臓器などに送る一方、使われなかった糖を脂肪としてため込んでしまうとのこと。
血糖値の上がり方が急であればあるほどインシュリンが多量に分泌されるため、肥満を防ぐためには、血糖値を急に上げないことが重要なポイントとなる。
そこで取り入れたいのが、野菜やきのこに豊富に含まれる食物繊維。麺類単品ではなく、野菜やきのこを使った副菜、またはトッピングをすると、麺だけを食べるよりも太りにくくなるという。
2点目は、糖質の代謝を促す働きを持つビタミンB1を含む食品を一緒に食べること。ビタミンB1は体内に入ってきた糖質をエネルギーに変え代謝する働きを持つ。不足すると糖質の代謝が低下し脂肪に蓄えられるだけでなく、乳酸などの疲労物質が作られ疲れやすくなるという。ビタミンB1不足は、肥満と夏バテの両方の原因になり得るとのこと。
ビタミンB1を多く含む食材としては、豚肉が挙げられる。特にヒレやモモなど赤身の部位は、ビタミンB1が豊富で脂の少ない部位であるため、ダイエット中でも安心して食べられるという。
また、鰻(うなぎ)にもビタミンB1が豊富に含まれている。大豆や卵にもビタミンB1は比較的含まれているので、豆腐や納豆、卵料理を取り入れるのもおすすめとのこと。
3点目は、体を温める作用のある食材を使うこと。冷たい麺は内臓を冷やしてしまうため、代謝が下がり太りやすくなってしまうという。そこで、体を温める作用のある食材(ネギ・しょうが・ニラ・ニンニク・山芋・根菜・黒ゴマ・黒豆など)を取り入れるとよいとのこと。特にネギ・ニラ・ニンニクに含まれるニオイ成分のアリシンは、ビタミンB1の吸収を良くする働きがあるため、ビタミンB1の豊富な豚肉と一緒に食べると相乗効果が期待できるという。このような食品をそろえるのが難しい場合は、食事中や食後に温かいお茶を飲むだけでも、体を温める効果があるとしている。
4点目は、よく噛(か)んでゆっくり食べること。
麺類はのど越しが良いため、よく噛(か)まずに早食いになりがちになる。早食いするとつい量を食べ過ぎてしまい、その分、血糖値が急激に上昇してしまう。血糖値の急上昇は太る原因にもなるため、よく噛み、ゆっくり食べることが重要だという。
さらに詳しい説明は、microdiet.netの最新の記事「夏に美味しい冷たい麺の太らない食べ方」で案内している。