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女性の約7割が同性のかかと・足裏をチェックしていた! ‐ 正しいケアは?

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女性の約7割が同性のかかと・足裏をチェックしていた! ‐ 正しいケアは?

イシュアはこのほど、「フットケアに関する意識調査」の結果を発表した。同調査は6月22日~24日、全国の20~30代の女性400名を対象にインターネットで実施したもの。

夏に足元(かかと・足裏)の乾燥に悩まされたことはあるか尋ねたところ、51.3%が「はい」と回答。年間通じてケアしているパーツについて聞くと、20代女性で「足元(かかと・足裏)」をケアしているという回答は、20~24歳で14.3%、25~29歳で16.9%を占めた。「わき」「Vライン」「二の腕」などの他のパーツと比べ、足元のケアの意識が低いことがわかった。

夏に特にケアしているパーツについて聞いたところ、「足元(かかと・足裏)」をという回答は20~24歳が14.3%、25~29歳が14.6%だった。露出が増える夏でもかかとをケアする意識は高くないことがわかる。

足元(かかと・足裏)の乾燥の原因は何だと思うか尋ねると、20~24歳では「サンダルによってこすれる」が58.8%と過半数を占めた。
一方、30代女性では約半数が「年齢とともに代謝が低下すること」と回答している(30~34歳が47.9%、35~39歳が52.8%)。

同性の足元(かかと・足裏)の状態をチェックしてしまうことがあるか尋ねたところ、「チェックすることはない」という回答は30.5%で、約70%は同性の足元をチェックすると答えている。特に、「かかとのひび割れ」をチェックするという30代女性は20代女性を大きく引き離し、4割を超える結果になった。

予防医療・アンチエイジングの専門「あやこいとうクリニック」の伊藤史子医師によると、かかとの角質層は約1mmで、顔の角質層に対して5倍の厚みがあるという。かかとが乾燥する原因は、水分不足、繰り返される過度の外的刺激、血流低下、ぬれたままの放置など。悪化すると、ヒビ割れや水虫、鶏眼になる可能性もあるとのこと。

「さらに放置すると、角質が厚く硬くなり、厚くなった部分の乾燥が進む"角化症"になる場合も」と伊藤医師。ひび割れが真皮にまで達すると、ひび割れから血がにじみ、痛みや感染をともなうこともあるという。
古い角質層が蓄積された状態は、白癬菌(はくせんきん)をはじめとするカビや細菌の温床となり、においやかゆみ、腫れや痛みの元にもなるとのこと。夏場にかかとが乾燥する原因については、「クーラーや慣れない靴による素足への摩擦、汗の蒸発によって角質の潤い成分まで奪われていってしまうため」と話す。角質ケアで大切なポイントは「適度な角質の除去」「清潔」「保湿」の3点で、余分な角質を除去して保湿ケアを続けることで、かかとの状態がよみがえるという。

一方、伊藤医師はあまりオススメできないケアとして「日々の軽石やあかすり」を挙げている。力の加減が難しく、必要な角質まで除去してしまう可能性が高いとのこと。「角質を除去することにとらわれず、1日1回でも保湿ケアをしっかり続けていくことが一番のケアかもしれません」と話している。

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