2016年8月12日 15:55
深夜のリオ五輪観戦で太る!? 睡眠不足がもたらす肥満のリスクとは
同サイトによると、最適な睡眠時間は個人差があるものの、一般的に7~8時間であるという。睡眠は90分間を1サイクルとしてレム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)を繰り返す。長く眠るほどレプチンが増えるわけではないため、ダイエット効果を考える場合、5サイクル分の7時間半が理想的と言われているという。
深夜のテレビ視聴では、睡眠不足だけではなく、画面から出ている「ブルーライト」にも注意が必要とのこと。人の体内時計を司(つかさど)るホルモンに、夜になると分泌され眠気を引き起こす「メラトニン」があるが、夜遅くまでテレビなどを見ていると、画面から発せられるブルーライトにより、脳は昼間だと誤認しメラトニンの分泌が抑制してしまう。
これが、睡眠の質を落とす要因となってしまうとのこと。睡眠の質は食欲を司るホルモンのグレリン・レプチンの分泌に影響を及ぼすため、睡眠の量だけでなく、質を良くすることも重要であるという。
入眠をスムーズにして質の良い睡眠を十分に取るには、就寝の2時間くらい前からはテレビやスマホ、パソコンを控えるようにすることが大切とのこと。
また、ブルーライトをカットするメガネやフィルムを使用するのも良いという。