2016年9月26日 17:02
生理前や生理中は要注意! 女性の「めまい」の原因は?
日常生活で、グルグル目が回ったり、足元がフラフラしたりする「めまい」の症状を自覚したことはありませんか? 特に生理前や生理中に、めまいを起こしやすいという女性も少なくないはず。症状を改善するには、まず原因を探る必要があります。
○生理前のめまいはPMSの可能性大
生理前になると毎回決まってめまいが起こり、イライラやむくみなどの他の不調も併発する場合は、PMS(月経前症候群)である可能性が高いでしょう。
PMSとは、生理が始まる14日前くらいから女性の心と体に起こる、さまざまな不調のこと。この時期には、排卵に続いて卵巣から「黄体ホルモン(プロゲステロン)」が多く分泌されます。このホルモンは脳内の神経伝達物質や体の水分代謝に影響することから、めまいやふらつきのほか、頭痛、むくみ、肌荒れ、イライラ、情緒不安定といった心身の不調が出やすくなるのです。
PMS対策の効果には個人差がありますが、極力ストレスを減らし、食生活や睡眠時間を見直して規則正しい生活を送ることを心がけてみましょう。ストレッチや散歩などの軽い運動をすると、滞っていた血行や代謝が促進されて、めまいをはじめとするPMSの症状が緩和される場合もあります。