ダイエット中の飲み会も怖くない! 太らない食べ方と飲み方を医師に聞いた
○飲み会中に気をつけること
アルコールの主原料は糖質ですが、糖質(4kcal/g)そのものよりもアルコール(7kcal/g)の方が高カロリーです。しかしアルコール成分そのものは、体熱として多くが熱エネルギーに変換されるため、体脂肪などの体内貯蔵エネルギーとしてはほとんど使われません。つまり、お酒は体脂肪になりにくいカロリーなので、飲みすぎなければダイエットの妨げにはなりません。
飲み会中は、次の4つのポイントに気をつけましょう。
■おつまみの選び方
まず、ダイエット中の飲み会で気を付けたいのは「おつまみ」です。お酒を飲むときは意識して、炭水化物や糖質の多いものではなく、枝豆や豆腐などタンパク質系のメニューなどを摂(と)ることをお勧めします。
また、飲酒をするとアルコールにより満腹中枢が麻痺(まひ)し、目の前に出されたものをついつまんでしまいます。飲み始めは低カロリーのおつまみと一緒に少しずつ飲むようにし、飲みすぎには注意が必要です。
■お酒の選び方
砂糖がたくさん入ったリキュールや、酎ハイなどの混成酒は高カロリー。同じアルコールであれば、焼酎やウイスキーなどの蒸留酒の方が血糖値は上がりにくく太りにくいです。