2017年3月6日 16:05
花粉症の季節は「尿漏れ」が増える? 女性の尿漏れの原因と対策
ウーマンウェルネス研究会はこのほど、新コンテンツ「花粉の季節にくしゃみで気づく! 尿漏れの予防と対策」を公開した。
同サイトによると、春は花粉症による咳(せき)やくしゃみで、尿漏れ症状が出やすいシーズンであるとのこと。尿漏れの回数や量が増えるため、外出を控える人もいるという。そこで同じサイトでは、花粉の季節に尿漏れを軽減して、外出を楽しむための対策を紹介している。
花粉の季節に増える咳やくしゃみによる尿漏れ症状は「腹圧性尿失禁」と言われている。下腹部に力が入ると、腹圧で膀胱(ぼうこう)が押されて尿が出てしまう症状で、咳やくしゃみだけでなく、笑ったときや重いものを持ち上げたときなど、腹部に力が入ることによって起こりやすくなるとのこと。
腹圧性尿失禁は、出産や加齢などにより、骨盤の最も底にある筋肉の集まり「骨盤底筋群」の働きが衰えることが原因だという。「骨盤底筋群」は、排便・排尿のコントロールをする役割があるため、この筋肉が弱まると排尿のコントロール力も低下してしまう。
その結果、咳やくしゃみなどで腹部に力が入るだけで、尿漏れが起きやすくなってしまうとのこと。
特に女性の場合、妊娠と出産により骨盤底筋群がダメージを受けることが多いという。