働き世代のコンビニランチは、カルシウムと食物繊維が不足していると判明
大人のダイエット研究所はこのほど、「働き世代のコンビニランチ調査」の結果を発表した。同調査は2月13日~18日、20~40代の男女100名(300食)を対象にインターネットで実施したもの。
同調査では、アンケート調査とともに3日分のランチ写真・記録をもとに栄養分析をした。
健康や食事面で意識していることを自由記述で尋ねたところ、64%が「野菜を摂(と)ろうと意識している」と回答した。しかし、コンビニランチの栄養と1食あたりの推奨量を比較したところ、実際には野菜を充分に摂れていないことがわかった。特に食物繊維量は全体平均で3.3g(※)しか摂取できていないことが明らかになった。
コンビニでどのようなランチを購入しているのか調べると、「ダブル糖質(カップ麺+おにぎりなど)」「菓子・惣菜パンのみ」「サラダのみ」の事例が多かった。100名分の計300食のランチの中で、43.7%がこの3パターンのいずれかに該当したという。
また、この3パターンのコンビニランチは、共通してカルシウム・鉄、食物繊維が不足していた。中でもカルシウムと食物繊維の摂取不足が顕著だという。
今回調査した300食全体で見ると、たんぱく質摂取量は約20gだった。