2017年5月23日 11:53
プロ棋士は一局で1~2キロ減? 脳を使えばやせられるってホント?
これは白米であれば、茶碗に軽く1膳分に相当するとのこと。
脳は睡眠中も休むことなく働き続けており、エネルギーの全てをブドウ糖に頼っている。脳とその他の組織との大きな違いは、他の組織がエネルギー源として三大栄養素(糖質・タンパク質・脂質)のどれからでも使えるのに対し、脳は糖質の中でもブドウ糖しか利用できない点にある。
物理的な量で言うと、安静時など脳を使っている意識がない時でも1日に120g、1時間に5gものブドウ糖(グルコース)を消費しているという。
食べ物から摂取したブドウ糖を使い果たすと、肝臓に蓄えられているグリコーゲンが必要に応じてブドウ糖に変換され使用される。そのグリコーゲンの貯蓄量にも限度があるため、食べ物からの補給がない場合、約12時間までしか脳にエネルギーを供給できず、脳はエネルギー不足に陥るという。
脳がエネルギー不足になると、集中力が欠け、思考能力・やる気も低下し、イライラしたりなどの症状が現れるとのこと。また、手の震え、発汗、不安感など低血糖の症状が現れる場合もあるという。
このような状態にならないよう、常に適度なブドウ糖を供給する必要があるとのこと。
ブドウ糖は通常の食事から十分に摂取できる。