ビューティ情報『糖質制限はもう古い? 太らない糖質の摂り方を管理栄養士が伝授』

2017年6月2日 17:00

糖質制限はもう古い? 太らない糖質の摂り方を管理栄養士が伝授

と言う。具体的には、食後2時間血糖140mg/dLを上回った場合が該当する。

この食後高血糖は、生活習慣を改善せずに放置すると、糖尿病に進行してしまう。さらに心筋梗塞などの心血管疾患による死亡リスクを高め、アルツハイマーの発症にも影響を及ぼすことがわかっている。

「健康診断では空腹時に採血をするため、食後高血糖があっても見つけにくく、正常者の中でも40歳以上の5人に1人が食後高血糖といわれています。さらに問題は、空腹時血糖値が正常でも食後血糖値が高い状態。これを"隠れ食後高血糖"と呼びます」。

●糖質と一緒に摂りたい食べ物は?
○糖質・カロリー制限より大切なこと

足立氏は「糖質や油は食べ過ぎると肥満や食後高血糖の要因になります。
しかし、運動量に見合った量を摂る分には問題ありません。制限するのではなく、糖質や油とうまく付き合っていくことが大切です」と続ける。

そこで食後血糖値を上げにくい食べ方として提案するのが、「足し算食べ」と「後食べ」の2つだ。

「足し算食べ」とは、通常の食事に食物繊維と油を足す食べ方だ。足立氏の行った実験で、おにぎり1個とそれにオリーブ油15gを加えた場合の食後血糖値の変化を比較したところ、糖質と油を一緒に摂取したほうが血糖値の上昇が穏やかになった。

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