ビューティ情報『糖質制限はもう古い? 太らない糖質の摂り方を管理栄養士が伝授』

2017年6月2日 17:00

糖質制限はもう古い? 太らない糖質の摂り方を管理栄養士が伝授

続いて「後食べ」とは、炭水化物を最後に食べること。足立氏による実験では、炭水化物を均等に食べた場合と、おかず(野菜・たんぱく質)を先に食べて炭水化物を最後に食べた場合を比較した結果、後者のほうが食後血糖値の上昇が緩やかになることがわかった。

さらに足立氏は、不足する栄養素を補うために果物を追加して実験を試みた。

対象者は、糖尿病歴のない女性管理栄養士10名で、年齢は30歳以上70歳未満。コントロール群は、1,600kcalエネルギーコントロール食の1/3量を均等に食べた。一方、「足し算食べ」と「後食べ」を試した3つの対照群(※)は、食事開始15分後(食事時間は全群20~30分)にごはんを「後食べ」し、最後にキウイフルーツ(以下キウイ)を食べた。そして食後血糖値の変化と栄養素摂取量を比較検討した。

※1.キウイ1個、2.キウイ1個+オリーブ油15g、3.キウイ1個+オリーブ油15g+繊維(食物繊維総量7g以上、野菜・きのこ)
この結果、コントロール群は、非糖尿病・非肥満にもかかわらず、食後血糖値が上昇。
血糖値の立ち上がりが速く、ピークも大きくなることがわかった。一方、「後食べ」にキウイが加わると、ピークは小さくなり血糖値の下降もなだらかになった。

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