2017年6月14日 17:05
不妊を自覚しても受診しない理由、男性は「不妊だと認めたくない」が多い
メルクセローノはこのほど、「妊活および不妊治療に関する意識と実態調査」の結果を発表した。同調査は4月14日~18日、20~40代の男女2万6,689人を対象に、インターネットで実施したもの。
子どもを「授かりたい」か尋ねたところ、男性の44.5%、女性の45.1%が「授かりたい」と回答した。特に20代の女性は70.1%が「授かりたい」と答えている。
不妊で悩んだ経験があるか尋ねると、既婚女性の32.9%、既婚男性の25.7%が「悩んだ経験がある」と答えた。妊活経験については既婚男性の23.5%、既婚女性の30.5%が「経験した」と回答している。不妊治療を経験したことがあるかという問いに対しては、既婚男性の11.6%、既婚女性の14.1%が「経験あり」と答えた。
不妊治療で初めて受診するときに誰と行くか尋ねると、女性は「一人で」(69.7%)が多かった。
一方、男性は「パートナーと」(81.5%)が多くなっている。不妊治療において望んでいることを聞くと、女性はパートナーに対し「関心を持ってほしい」(68.9%)、「話を聞いてほしい」(62.9%)が多かった。
妊活後、自分が不妊症かもと思うまでの期間について聞くと、「半年以上」