2017年6月19日 11:10
美肌から気分改善まで! 温冷浴の効果を示唆する研究を学ぶ
これからの暑い季節は、浴槽につからずにシャワーのみでその日の汚れを落とす日も出てくるだろう。お湯をためる時間を省け、サッと体や頭を洗い流せるシャワーは便利だが、その際、温度にこだわってみると健康面でのメリットを多分に得られるかもしれない。
海外のさまざまなニュースを伝える「MailOnline」にこのほど、「シャワーと健康」に関するコラムが掲載されたのでその内容を紹介しよう。
熱いお湯を浴びた後、さっと冷水シャワーを浴びると免疫システムが高まり、気分もよくなることがこれまでの研究で明らかになっているという。お湯に漬かったり熱めの温度でシャワーを浴びたりしていると、皮膚と筋肉内の血管が拡張し、酸素をたっぷり含んだ血液の流れが多くなる。それから冷水シャワーに切り替えると、その同じ血管があっという間に収縮し流れる血液の流れが少なくなる。20分間これを繰り返すと、酸素をたっぷり含んだ血液が筋肉や皮膚近くの組織に行き届く。熱いシャワーと冷たいシャワーを交互に浴びている際、私たちの体内ではこのような動きが起きている。
専門家は、このように熱い湯と冷水を交互に浴びることのメリットをさまざまな角度から指摘。