糖質が気になる人へ! ダイエット中に食べてもいい果物は?
世界も同様で、糖質を摂りすぎると食後血糖値が急上昇し、肥満や糖尿病などのリスクが上がることから、血糖値をコントロールする食べ方が注目されている。
食後血糖値の急上昇を防ぐには、低GI食品を選ぶことがポイントになる。「GI(グリセミック指数)」とは食後血糖値の上昇度合いを示す指標で、この値が低ければ、食後血糖値の急上昇・急降下(血糖値スパイク)を防ぐことができると考えられている。キウイフルーツは低GIに位置づけられるため、ダイエットや糖尿病・肥満対策としても積極的に摂りたい果物なのである。
食品産業技術総合研究ニュージーランド研究所のジョン・モンロー博士による実験でも、小麦ビスケットの摂取30分前にゼスプリ・サンゴールドキウイを食べることで、血糖ピークが下がったことが証明されている。
「キウイフルーツを食べることで、血糖水準が正しい範囲に維持され、長期間にわたり健康的な体重を維持することで、糖尿病やメタボリックシンドロームなどの代謝性疾患の防止に寄与する可能性があります」とアンセル博士はまとめた。栄養満点で、お腹の調子を整えながらダイエットや美容をサポートしてくれるキウイフルーツ。皮をむく必要がない手軽さも魅力だ。