2017年10月4日 11:08
15分で1時間の運動に匹敵! 時短で体を鍛える高地トレーニング施設が誕生
アスリートネット湘南は10月3日、会員制高地トレーニング専門スタジオ「Koach(コーチ)」を同社が手がける平塚スポーツケアセンター内にオープンさせた。
一流アスリートが取り入れている高地トレーニングは、標高2,000メートルを超える場所に数週間から数カ月間滞在してトレーニングを行うというもの。しかし、そのような環境でトレーニングができるアスリートは一握りであるうえ、経済的負担・時間的負担も伴う。また、高地順応するまでの間、充分な強度でトレーニングができず、その間に体力レベルが落ちてしまうなど身体的にも課題が多いものであるとのこと。
「koach」は、高地トレーニングの本場であるアメリカから取り寄せた特殊な装置を使うことによって、空間の酸素濃度を標高約2,500mメートルの高地と同様の環境にした特殊な部屋を設置した施設。利用者が環境を変えることなく、好きなときに高地トレーニングを取り入れられるため、時間的負担も少なく体力レベルを落とす心配もないとのこと。
高地に行くと、気圧の変化のため高山病の心配もあるが、同施設では「常圧低酸素システム」を採用しているため、気圧の変化がないという。