ベビーカレンダーはこのほど、無痛分娩に関する調査結果を明らかにした。同調査は2月20日~23日、全国の産院・クリニックでの出産経験を持つ女性1,254名を対象にインターネットで実施したもの。
無痛分娩を経験したことがあるか尋ねたところ、84%が「いいえ」と回答した。無痛分娩の経験者は16%で、およそ6人に1人が無痛分娩を経験したという結果になっている。日本産婦人科医会の調査では、2016年時点での実施率は6.1%だが、その数値を比較すると2年で無痛分娩を行った人は約10%増えている。
無痛分娩についてどう思うか聞くと、肯定的な「いいと思う、素晴らしい、やってみたいと思う、等」は51%、中立的な「分からない、人それぞれ、興味がない、等」は26%、否定的な「怖い、リスクがある、やりたくない、等」は23%だった。
肯定的な意見の理由は「欧米では無痛が一般的とも言われているので、今後日本でも広がっていけばいい」「自然分娩は体力的にも精神的にもつらい。それに耐えられない身体的な事情などあるため」などだった。
中立的な意見の人からは「メリット、デメリットをきちんと分かって取り入れるなら、個人の自由」