見た目の変化は止められない。じゃあ、どうする? 40歳のいま思うこと
そういうときに正直に意見をくれるのは、やっぱり家族。当時、顔を洗った直後に私のすっぴんを見た子どもが「ママ、なんか顔が黒いよ」と言ってきて、ノーメイクの状態とあんまり色が違うのはナチュラルじゃないな、メイクだけじゃなくベースの肌のケアをしないといけないんだな、と意識が変わっていきました。
■スキンケアと「表情」が美しさのベースになる
30代半ばを越えていちばん変化したのは、やっぱりスキンケアをきちんとするようになったことです。20代のころは顔を洗って化粧水をつけてはい終わり、でもよかったけれど、この年齢になってくると、肌の状態は季節や日によって好調だったりそうでなかったりとばらばらです。
私が思うスキンケアの最大のポイントは、自分の肌の状態を自分できちんと毎日チェックすること。夜、お風呂から出たあとに肌をさわってみて、なんだかカサカサするなというときは水分と油分がバランスよくとれるよう、化粧水をつけてオイルをなじませたあとにクリームで保湿。ごわついてザラザラするなというときは化粧水がたくさん含まれているパックをしたり……と、日によってケアの方法をアレンジしています。お風呂に入っている時間よりも出てからスキンケアをする時間のほうが長いので、面倒くさいなあと感じることもあります。