的なわざとらしい仕上がりにはならないのがポイント。あくまで主役は、表情や意思を伝える瞳そのものであり、マスカラを含むアイメイク全般はそれを強調するためのものにすぎないと考えている筆者にとって、完璧な仕上がりです。
このマスカラを使った日は、いつも以上に自分の横顔や、伏し目がちになった際の見え方に気を配りたくなります。口ではなく、目で雄弁に語れる人間 に一歩近づけた気分にさせてくれるアイテムです。
■Guerlainの「ルージュ・ジェ 03」
真っ赤なリップが目を惹くのは当たり前。でも、はっとするようなローズ系リップはなかなかありません。長いこと探し続けて、ようやく見つけたのがゲランの「ルージュ・ジェ 03」です。
自然なツヤ感のあるクリーミィなテクスチャーが、血の色をベージュでといたような絶妙な赤みローズに発色。
決して唇の色だけが目立つことはなく、それなのに顔全体をパッと華やかにしてくれます。リップクリームがいらないほど保湿力が高いのに、無駄にヌルつかずに密着する使い心地もさすがはゲラン。ヒアルロン酸やマンゴーバター 配合で、唇のたて皺がふっくら潤います。
鏡付きの重厚なケースは、20色以上から選択が可能。