更年期に起こりやすい動悸の症状と対策。体の不調との上手な付き合い方
産婦人科外来もしくは更年期専門外来にて対応が可能です。
■その他が原因の場合も
更年期だけでなく、複数の原因が関係してくることもあるので、ぜひ一緒にチェックしてみてください。
その他の原因その1.心臓の拍動の異常によるもの
心拍数が急に速くなったり遅くなったりするなど、心臓のリズムが乱れたとき、または心臓の収縮力が強まったときに、動悸として感じられます。
心臓の病気(不整脈や心不全など)が隠れていることがありますので、胸の痛みがともなう場合や呼吸困難もしくはふらつきがある際は、医療機関へのご相談を検討してください。
その他の原因その2.貧血
血液に含まれる赤血球の成分である、ヘモグロビンが不足することで、「動悸」「息切れ」「めまい」などの症状が現れやすくなります。
また、その前段階となる「隠れ貧血(潜在性鉄欠乏症)」でも、身体に必要な鉄分が不足してしまうことで、さまざまな不調を感じることがあります。
その他の原因その3.バセドウ病
バセドウ病が原因で起こる動悸は、手の震え・体重減少・発汗多量・頻回の便・疲れやすくなる、などの症状 をともないます。
その他の原因その4.肺の疾患による酸素不足
慢性の肺の病気が進行するにつれて徐々に動悸も現れてくることがあります。